小さな蟻塚には躓く

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 この記事は右のかごりー「和歌」と「国語の問題」に格納されています。

 淮南子(えなんじ)という支那の古典があります。安岡正篤先生は、呂氏春秋と淮南子を読まなければ古典を読んだことにならないとおっしゃっています。

 淮南子の中に、「なるほどな」と思った箇所があったので紹介しておきます。
「人は大きな山に躓(つまづ)くことはないが、小さな蟻塚には躓く。つまり、人は皆、小害を軽視し、微事をおろそかにすることから、大害・大事を引き起こして後悔することが多く、心配毎が起きてからあれこれと悩むが、これはあたかも病人がとうにひどくなってから良医を探すようなものである」

 う~ん、さすが何千年も風化しない言葉はパワーがありますね。小さなことをしっかりやらないと大きなことはできなということです。わかっているけど・・・。こういう言葉を時々思い出さないと、人間はすぐに楽な方へと舵をきってしまいます。古典はいいですね。

つまづきは 小さきものに 起きること そのつまづきを 忘るべからず


 昨日の国語の問題の解答です。

①「失礼ですが、吉田さんでございますか」
→「失礼ですが、吉田さんでいらっしゃいますか」

②「角田さんは、ご出身はどちらでございますか」
→「角田さんは、どちらのご出身でいらっしゃいますか」

③「外は寒くございますので、こちらでコートをお召ください」
→「外はお寒うございますので、こちらのコートをお召ください」

④「どちらにお住まいでございますか」
→「どちらにお住まいでいらっしゃいますか」

【今日の問題】
適切な表現になおしなさい。

①「これより、私どもの社長がご挨拶なさいます」
②(上司の大山部長から取引先佐藤部長を知っているかと尋ねられて)「はい、ご存知です。佐藤部長とは、山中商事主催のゴルフコンペに課長のお供をなさいましたときに、ご挨拶する機会がありました」 (頭がクラクラしてきました)
③(課長に電話がかかってきたとき)「角田課長は、ただいま外出していらっしゃいます」

 このくだらない表現が現実にはよくあるのでびっくりします。

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このページは、宝徳 健が2012年7月24日 07:07に書いたブログ記事です。

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