天下の悪法の改悪(八月三十日の日誌)

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 高齢者雇用安定化法が改悪されました。労働法規という天下の悪法がまたひとつ強化されました。この国を破壊する行為をなぜ積み重ねるのでしょうか?
 これまでは、「定年を迎えた人で、希望する者に対して、六十五歳まで継続雇用する『制度』を設けること」が義務付けられました。今回の法案改悪で「希望する者は六十五歳まで継続雇用する義務」が企業に付加されました。

 社会や企業に必要な人は、何歳までも働けばいい。努力もしない人間は、労働市場からリタイアすればいい。そんな当たり前のことを法律で決めてもらわなければならないほど日本人は馬鹿ではない。労働法規は、どんどん馬鹿をつくる法律です。

 企業が若年者の雇用を控えます。

 経済は、「人・モノ・カネ・情報」が流通することで活性化します。こんな法律を作ったら、まず人が停滞します。企業は人の硬直により企業再編ができなくなります。組織の柔軟性を奪われます。それに付随して、モノ、カネ、情報が流通しにくくなります。

 繰り返しますが、高齢者を否定しているのではありません。

 日本は少子高齢化社会に突入します。人口が減少していきます。相対的に人に対してモノとカネが余ります。モノとカネが実態のない投機にまわる可能性が高くなります。きちんと対応しないと、アングロサクソン型の金融主義に陥ってしまい、この国の経済はガタガタになります。

 他国が出来ない高品質・高付加価値商品を作り、一人あたりの生産性を向上させる必要があります。高い生産性により、高い給料を払って、消費を活発にします。物価はむしろ高めに誘導します。こうすることで、余ったモノとカネが使われる循環型の経済が実現します。

 えっ? 弱者はどうするかって? 本当の弱者は社会全体で守りましょう。だって、日本は資本主義より優れた家族主義で、過去それを実現していたのですから。制度や法律で守る必要はありません。それに過度に制度や法律で守ると、人間はさぼり始めます。

 サッチャーが言いました。「金持ちを貧乏人にしても、貧乏人は金持ちにならない」と。

 働きが悪い、つまり、生産性が低い人間まで継続雇用していては、生産性が大幅に低下します。若年者失業率が増加します。年金支給が六十五歳からになるという理由だけで、企業に義務を押し付ける政治家はもう必要ありません。それよりデフレギャップを解消してくれ。そうすればほとんどの問題点が解消します。

 労働法規は天下の悪法です。その天下の悪法がまた国を壊します。

【八月三十日の食事】

朝ごはん:かやくごはんと野菜ジュースと黒酢とヨーグルト
昼ごはん:サンドイッチ
夜ごはん:チャーシューメンとご飯小

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇25/30
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇23/30

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇20/230

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)×24/30
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇27/30
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇30/30
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇30/30
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇28/30  
(196/240 80.7%) 

<7月にやること>
 手紙 150通以上 169通  
 読書 10冊以上 19冊
 新規提案 20社以上  20個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 10個 
 士魂商才八月号:八月二十八日:〇
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
八月五日:〇、八月十一日:〇、八月二十日:〇、八月二十五日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年8月30日 23:16に書いたブログ記事です。

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