士魂商才第五十六号(八月二十八日の日誌)

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 迷惑メールが昨日は五千通を超えました。誰か、どうすればいいか教えてくださーい。

 弊社月刊誌、士魂商才第五十六号を昨日発送しました。数日中に読者の皆様のお手元に届きます。

 巻頭言だけ掲載しておきます。

【第五十六号:両忘】

 

 いつもお世話になっております。「士魂商才(しこんしょうさい)」の第五十六号です。タイトルは両忘です。「りょうぼう」とお読みください。

禅の世界では、一切の相対を捨てるために公案という修行を行います。一見、わけの分からない質問をして、そのことについて深く考えるというものです。人間の苦しみは相対から始まります。「うちの子はこうなのに、〇〇の△△ちゃんは」「あいつより自分の方が劣っている」などです。豊かさと貧しさを比較することもそうです。絶対も悩みを深めます。「スベキダ」「ネバナラナイ」発想になって心が凍りつきます。

 息子が小さいときに「お父さん、人間はいつか必ず死ぬの?」と聞いてきました。「死ぬまで懸命に生きるんだよ」と答えました。

生と死も相対です。禅では、生きるときは徹底的に生きよ。病気になったらそれに徹せよ。と教えます。過った個性教育をした戦後の日本の教育は、相対だらけです。だから、こんな日本になってしまいました。 

かつての日本人と現代日本人の明らかな違いは「死生観」です。生きることにも死ぬことにも徹底する覚悟が今の私たち日本人にはありません。

両忘とは、AもBもどちらも忘れて「今、ここ」に徹底的に集中せよということだそうです。八月二十日に五十四歳になりました。五十三歳の一年で、私は天命を見つけることができました。しかし、まだ、この天命を果たす力はありません。天命に向かう行動がまったくできていません。残りの人生において徹底的に「生きる」ことに精進してまいります。次の世代に正しい日本と日本人の姿を残すために。

 今月号もお楽しみください。

感謝合掌

平成二十四年八月吉日

株式会社 経営戦略室

代表取締役 宝徳 健


【八月二十七日の食事】

朝ごはん:食べなかった
昼ごはん:回転寿司
夜ごはん:軽くいろいろ

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇23/28
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇21/28

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇19/28

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)〇23/28
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇25/28
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇28/28
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇28/28
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇26/28  
(182/224 81.3%) 

<7月にやること>
 手紙 150通以上 169通  
 読書 10冊以上 19冊
 新規提案 20社以上  20個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 10個 
 士魂商才八月号:八月二十八日:〇
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
八月五日:〇、八月十一日:〇、八月二十日:〇、八月二十五日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年8月29日 05:47に書いたブログ記事です。

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