このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
光源氏は二十歳になりました。その頃、帝は紫宸殿(ししんでん)で桜の宴を催されました。
京都御所に行ったことはありますか? 紫宸殿の前に立つと、何とも言えない厳かな雰囲気に包まれます。あ~、自分はやはり日本人なんだ~と思います。
光源氏は二十歳になりました。その頃、帝は紫宸殿(ししんでん)で桜の宴を催されました。
京都御所に行ったことはありますか? 紫宸殿の前に立つと、何とも言えない厳かな雰囲気に包まれます。あ~、自分はやはり日本人なんだ~と思います。
紫宸殿です。

話を源氏物語に戻します。
その宴で光源氏は舞います。その美しさに中宮(藤壷)は、心が千々乱れます。
宴の後、月の明るくさしている宮中の庭を光源氏は散歩します。もしかして、中宮の姿を見かけないだろうかと思いながら。未練たらしく歩いているうちに、弘徽殿(こきでん)ということろの戸口が閉め忘れているのに気付きました。
そこに、和歌をうたいながら歩いてくる女性がいました。光源氏は、その袖をとらえて部屋で抱きいれて契りを結んでしまったのです。あらあら、藤壷への思いは・・・?
明け方に、人の気配がしたので、二人は、お互いにに名乗るのも忘れて別れてしまいました。
つづく

話を源氏物語に戻します。
その宴で光源氏は舞います。その美しさに中宮(藤壷)は、心が千々乱れます。
宴の後、月の明るくさしている宮中の庭を光源氏は散歩します。もしかして、中宮の姿を見かけないだろうかと思いながら。未練たらしく歩いているうちに、弘徽殿(こきでん)ということろの戸口が閉め忘れているのに気付きました。
そこに、和歌をうたいながら歩いてくる女性がいました。光源氏は、その袖をとらえて部屋で抱きいれて契りを結んでしまったのです。あらあら、藤壷への思いは・・・?
明け方に、人の気配がしたので、二人は、お互いにに名乗るのも忘れて別れてしまいました。
つづく
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