士魂商才第五十八号（十月二十八日の日誌）

【第五十八号：五観】

　いつもお世話になっております。「士魂商才（しこんしょうさい）」の第五十八号です。タイトルは「五観」です。「ごかん」とお読みください。

仏教の本を読んでいると、「見る」ではなく「観る」という字を大切にしていることがわかります。観自在菩薩もそうです。その観音様に、「観音の五観」というものがあります。

一、真観：ものごとや世界の真実の姿を観ること

二、清浄観：おなじものごとでも、清らかに観ること

三、広大智慧観：仏の智慧に裏づけられた眼で観ること

四、悲観：苦しみを抜いてあげようという気持ちで観ること

五、慈観：いつくしみの気持ちで観ること

　キリスト教は、「神との契約」を絶対視します。人間は自分では律せないとの立場から、神との契約で自己を律しようとします。仏教は、自分の中に仏がいるとし、自らを浄化しようとします。つまり、自分自身を高めようとします。ですから、「観る」ことが何よりも大切なのでしょう。

　この「観音の五観」に初めて触れたとき、心が温かく、そして、清らかになりました。「ああ、こういう気持ちで生きればいいのか」と。今でも、この言葉に触れるとき、その気持ちは同じです。

　私はつい、必要以上に気張ってしまう癖があります。その時は、いつも、何かにひずみが起きます。この五観がなくなっている時です。

　今、わが社は、仲間とともに新たなステージに入ろうとしています。来年はとても楽しみな年になります。必要以上に気張り、物事にひずみをきたさないように、この五観を大切にすることを来年のテーマにします。自らへの戒めです。

　今月号もお楽しみください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　感謝合掌                                                          

平成二十四年十月吉日

株式会社　経営戦略室

代表取締役　宝徳　健

【十月二十八日の食事】

朝ごはん：サンドイッチと牛乳
昼ごはん：おにぎり弁当
夜ごはん：ご飯、さんま、南京、ほうれん草、味噌汁（家で食べました）

【ルーティン】
<自己の成長＞
①私は毎朝、朝のおつとめをします（皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼）〇23/28
②私は毎朝、3つの唱和をします（般若心経、教育勅語、大祓詞）〇24/28

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします（今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇23/28

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします（完成ではない）〇19/28
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます×17/28
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇28/28
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇28/28
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇22/28　　
（168/208　80.8%）

<十月にやること>
　手紙　150通以上　25通　　
　読書　15冊以上　17冊　
　新規提案　20社以上　　8個　
　新ビジネスモデルづくり10個以上　8個　
　士魂商才十月号：〇　十月二十八日
　
【毎週やること】
　次週計画・今週検証（毎週木曜日近辺にやります）　
十月七日：〇、十月十七日：〇、十月二十七日：〇

【行動規範：八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな（ブログでは勘弁ね）
自分以外の人に強い興味を持て（ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな）
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ