どの本よりもわかりやすい源氏物語 超初級篇

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 藤壺の四十九日の法要が終わりました。
 帝はある老僧から、自分の出生の秘密を知らされました。そうです、自分は光源氏と藤壺の子だということを。

 老僧は、最近の天変地異は、すべてこのことから起きている。帝だけがこれを知らないことは罪深いのでお伝えしたと。

 帝は驚きました。実の父を臣下として召し使う心苦しさに、帝は、翌日、光源氏を召すと、それとなく譲位をほのめかしました。源氏は、諌めました。

 秋に、光源氏太政大臣の内命を排します。でも、光源氏は固辞します。光源氏自身もその罪深さを考えていたのでした。頭の中将に政権のすべてを譲ってどこかで隠遁生活を送りたいと考えていました。

 つづく

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このページは、宝徳 健が2013年1月 3日 23:17に書いたブログ記事です。

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