再 未来日本昔話 4

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 過去記事を紹介していますが、このシリーズは「未来日本昔話 日本の正しい歴史 初級篇」としてわが社で自費出版しています。ご希望の方はお申込み下さい。1000円です。

 2009年12月11日掲載分です。
 未来日本昔話その4です。国を潰さないようにしましょう。
 
「おばあちゃん、どうしても学校で習うことや、世の中に出ている本とおばあちゃんの話が合わないの。どうすればほんとうの日本のことがもっと勉強できるの?」

「ま さる、いい質問だね。でも、まだ、私たちが住んでいるところは、アメリカの統治だから、アメリカの都合の悪いこと以外は比較的自由に情報が交換できるね。 中国とかロシアに統治された北海道とか九州は、ひどいものだよ。言論統制ならまだしも、日本人女性を強制的に中国本土に連れて行ってるんだよ。そうする と、日本人の子供が生まれなくなるよね。昔、中国がチベットや新彊ウイグル自治区というところでやった方法だよ。ロシアは、政府に反抗するとシベリア送 り。」

「えー、じゃあ、僕たちはまだ幸せなほうだね」
「そうだよ。でも、今のおばあちゃんの発言だと、さっきのまさるの質問に答 えてないね。実はね、この家の地下室に、おじいちゃんが残してくれた本がたくさんあるんだ。それをお読み。でも、地下室とこの本の存在は誰にも言っちゃい けないよ。お父さんとお母さんも知らないことだから。絶対にだよ。おばあちゃんと約束できるね。いくらアメリカの統治と言っても、ひとつの国を潰してし まったんだから、言論の統制はあるからね」

「うん。おばあちゃんはおじいちゃんから学んだの?」
「そうだよ。おじいちゃんはね。 日本が再生するには、経済とか、政治とかの前に、しっかりと日本の本来の国体を思い出し、真の日本人になる教育をすればいいんだ、という信念の持ち主で ね~。最初は、おばあちゃんも、何を言ってるんだこの人はと思ったの。例えば、おじいちゃんが、大東亜戦争は侵略戦争じゃない、って言ったとき、 「えっ?」って思ったの。だってそれまでの学校教育は、そう教えてきたのだから。でも、正しい歴史に触れて行くうちに、だんだんおじいちゃんの言うことの方が真実だということがわかってきたの。教育というのは、100年後の国家を決めるというぐらい大切なものなのに、つぶれてしまった日本は、残念なが ら、アメリカの教育を、戦争に負けた後受け入れてしまって、どんどん日本の実態と教育が合わなくなってしまったの」

「ふ~ん」
「では、今日は、戦争犯罪プログラム(ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム)というものを教えてあげよう」
「うん」
「戦争が終わった後、有色人種なのに、こんなに優秀な日本人をアメリカは恐れたの。だから、戦争犯罪プログラムというものをつくって、戦前の日本は全部悪いんだって宣伝したの」
「実際はどうだったの?」
「なぜ戦争になったかとか、戦前の良いところ悪いところはまた話をするね。だけど、つぶれる前の日本よりははるかにいいし、世界経済に翻弄されて、経済が圧迫したことを除けば、教育制度、国家のあり方などは素晴らしかったんだよ」

「うん」
「その上、公職追放ということをアメリカはやったの。過去の日本が良いと言う人間は、大学教授とか、公務員とか政治家になれない、というものなの」
「それが何か影響があるの?」

「公職に就けないと、それでなくても貧しいのに、明日から生活ができなくなるでしょ。そうしたらね、今まで、日本のことをしっかりと表現していた人たちが、一 晩たって、まったく逆のことを言い始めたの。もし、この時、この人たちが踏ん張ってくれたら、日本はあそこまで悪くならなかったわ。東京大学の南原総長と いう人など、最たるものだったわ。」

「根性のない人たちだね。どんなことをいい始めたの?」
「そうそう、まさるはいいところに気がついた ね。公職を追放されてはたまらない人たちは、何を言えばいいか探したの。そうしたら、共産主義の総本山だったモスクワコミンテルンというところのスターリ ンの主張みたいな文章があって、そこに書かれている日本は、本当に悪い国だというのを、その人たちがまねてしまったの。アメリカはばかだね。自分たちの敵 の論調を日本に持ち込んでしまったんだから」

「それど、日本は、どうなったの?」
「自分の国を悪く言えば、正しいという風潮が出来てし まって、マゾ国家になったの。中国や韓国はそれに乗じて、領土をうばったり、外交政策を有利に展開したり、日本から金をむしりとって、軍備を増強したりし たの。日本は、公的には中国に3兆円以上、民間で3兆円以上、合計6兆円以上の支援をしていたの。そればかりか、円借款と言って、円の貸し出しを含めると その支援たるや凄い金額になるのよ。外交だけでなく、国内も、日教組とマスコミが、日本をむちゃくちゃにしてしまったの」

「日本は悪くなかったの? 侵略戦争じゃなかったの?」
「まったくその事実はないよ。前にも言ったけど、国際法を最も遵守したのは日本だよ。それに追い討ちをかけるように、これまた国際法違反の東京裁判という、戦勝国が負けた国をリンチのように裁く裁判がはじまったの」

「何それ?」
「そ れは次回教えてあげるね。まさる、日本は恥ずべき戦争はしていません。日本は恥ずかし国ではありません。それどころか、日本は、世界に誇る歴史と文化を 持っています。かつての日本だけが、世界に平和を唱える資格を持っていたと言っても過言ではありません。しっかり勉強おし。だけど、今は、まだ外でそれを 言っちゃいけないよ。時期を待ちなさい」
「うん。おばあちゃん、なんか、生きて行く目標がはっきりしてきた。生きていくエネルギーがふつふつと湧いてくる。ありがとう。おじちゃんにも会いたかったな」
「あなたのような子供が生まれてくることが、日本にとって一番幸せね」

 日本の国がつぶれませんように。

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このページは、宝徳 健が2013年4月 1日 06:09に書いたブログ記事です。

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