志は高く、身を持するは低く

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 佐藤一斎先生の言志四録からです。

「志、人の上に出ずるは、倨傲(きょうごう)の想に非ず。身人後に甘んずるは委苶(いてつ)の陋(ろう)に非ず」
「志が人より高い所にあると云うのは、決して傲慢な思いではない。自分の身を持するのに人の後ろにおいて慎ましくするのは、謙虚な態度であって萎縮してしまっている態度ではない」

 これもいい言葉ですね。志を高く以て、それをひけらかさない。単純なことですが凡人にはなかなかできません。

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このページは、宝徳 健が2014年3月 6日 05:20に書いたブログ記事です。

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