シラス國 日本 弐(皇紀弐千六百七十四年七月十一日の日誌)

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 渾身の一作 士魂商才第七十六號の中の「教育勅語」の記事を數囘に分けてご紹介します(參囘と云ひましたが弐囘にします)。「シラス」といふ我が國の根本原理を、教育勅語の父である、井上毅 がつきとめます。

 日本人であれば、絶對に知つてください。この言葉「シラス」を知らないと、我が國臣民として根無し草になつてしまひます。

 「シラス」と云ふ言葉を知つてゐれば、日本国憲法改正論議が、いかに稚拙なものかわかります。マッカーサーの落書きから始まつた、憲法と云ふなの文章でしかない日本国憲法は、廃棄するのが筋です(現實問題は別として:臣民がシラスを知らないから、現實問題が發生します)。

 そして、大日本帝国憲法が(數點の短所を除いて:こんな短所は何にでもある程度)、いかに優れてゐるかが理解できます。「シラス國 日本」。世界中、どこにもできなかつたことを、八千數百年前から、奇跡のやうに行つてきた我が國。ドキドキします。子供たちにこれを敎へたら、もう、大丈夫です。このことを世界に知らしめたら、我が國が世界をリードできるだけではなく、世界平和に限りなく貢献できます。

 では、つづきです。

 

 いくら憲法改正論議をしても、我が國の國體の根本原理と知らないと全く無意味です。學校でいくら良い成績を取つても、何の意味もないのです。いくら、我が子に、知識の敎育をしても、このことを知らない敎へ、それは愚かな行爲なのです。

 

 逆を言へば、このことを知ることで、子供たちは自信を持ち、このことを外國に知らしめることによつて、我が國の國際的な地位は揺るぎないものになるのです。

 

 井上毅は云ひます。

「支那、ヨーロッパでは、ひとりの豪傑がおつて、多くの土地を占領し、ひとつの政府を立てて支配し、その征服の結果をもつて國家の釈義(意味)となすべきも、御國(日本)の天日嗣(あまひつぎ:天皇)の大御業(おおみわざ:なさつてこられたこと)の源は、皇祖の御心の鏡もて天が下の民章をしろしめすといふ意義より成り立ちたるものなり」

 

 要するに、鏡といふものは、それで人々の心を照らし、そこに映つたものを觀るためのものであるが、それが「知る」といふことであり、そこから「しらす」といふ言葉は誕生してゐます。

 

「かかれば御國(日本)の國家成立の原理は、君民の約束にあらずして、一つの君德なり。國家の初めは君德に基づくといふ一句は、日本國家學の開巻第一に説くべき定論こそあるなれ」

 

すなはち、外國では、國家成立あるひは、憲法成立は、君民の約束といつた形、あるいは國家契約といつた形で成り立つているかもしれませんが、我が國では、なによりも無私の心で神々の心、民の心を知らうとされ、それに自らを合わせやうとされる天皇の「德」によつて國家は始まつてゐます。これは非常に重要なことです。憲法といふ名の文章でしかない日本國憲法は、これを全く無視しています。だから憲法(體質(体質):constitution)ではありません。そして、敎育勅語の最初の文章はとても大切なのです。

「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ」

はるか數千年まえから、このやうな考えで始まつた奇跡の國、我が國で、一貫して天皇陛下が「シラス」といふ德をお積みになられたのです。だから續きました。

 だから、世界最古の國です。

 

 大日本帝國憲法を讀みもしないで、批判する、心なき日本國民(私は敢えてこの人たちを臣民と敬意をこめて呼びません)、きちんと我が國を學ばない、國籍だけの日本人に告げます。

 

井上毅は。大日本帝国憲法の第一条案として、以下を挙げました。

日本帝國ハ萬世一系ノ天皇ノ治(しら)ス所ナリ

 しかしながら、かういふことを學んでゐない、伊藤博文から「法律用語としていかがなものか」と云はれ最終的に、

大日本帝國ハ萬世一系の天皇之レを統治ス

となりました。「統(す)べる」これも「シラス」です。「治める」これも我が國では「シラス」です。だから、我が國の統治者は、唯一「シラス」を實行されている天皇陛下以外に考へることができないのです。

 極端な話、この一文だけでも我が國では憲法は成り立ちます。國體そのものです。日本国憲法は、我が國の憲法ではないのです。その意味がお分かりいただけたでせうか?

(明治天皇御製)

いそかみの 古きためしを たづねつつ 新しき世の こともさだめむ


今年はあと百七十五日

【昨日の食事】
 朝ごはん:いなりずし
 昼ごはん:天コロうどん
 夜ごはん:釜めし

【平成二十六年個人目標】
1.テーマ
 受け皿の拡大
 變化及び拡大していく事業のなかで、クライアント・仲間・アライアンス會社等の関係者のシーズ・ニーズ・ウォンツをさらにたくさん受け容れることができる自分を創造していく。

(理由)
  平成二十五年は、これまでにない仕事の充実をみた。しかしながら、より望めた高みを、自らの怠慢によって、本来のあり方から著しく低くしてしまった。怠慢 とは、感謝の気持ちが足りないことから起きる。自己都合から起きる。結果として、手紙・暗唱目標が達成できなかった。中身を創らない人生はダメだ。中期構想を実現するために、一切の自己都合を排除する年とする。どうしても必要なとき以外は飲みに行かない。

もう一度やり直せ
もう一度自己を鍛え直せ

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間訂正目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

3.行動目標
<朝の使い方>
①ブログを書く
②朝のおつとめをする
③昨日の仕事をまとめる
④全体的に仕事を觀る・視る・診る(これができるように常に手帳を改定する)
⑤これが終わるまで朝食を摂らない

<昼の使い方>
①交通機関での移動中:仕事の構想を練る・暗唱する・時間があれば読書
②事務所:具体化
③事務所での空き時間:整理整頓清掃

4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
 事業計画を2月中に作成

<個人定量目標>
感謝する:3,600回の感謝の気持ちを具現化:手紙3,600通 800通/2,800通
整える:365回以上の整理整頓清掃回95/270回
創る:200冊以上の読書:112冊/88冊 読んだ本は最後に紹介しています
観る:和歌365通以上193/172首
診る:ブログ730通以上:368通/362通
視る:士魂商才12冊:6冊/6冊
看る:体重75キログラム未満:81.5㎏ あと6.5㎏

<個人定性目標>
①平成二十六年二月末までに個人五か年計画作成
②平成二十六年一月十五日まで個人一か年計画作成
③平成二十六年二月末まで次年度事業計画作成

(2)月間目標
 毎週最終土曜日(もしくは最初の土曜日)に次月計画を作成

(3)週間目標
①先週検証・次週計画(土曜日)
②息子に手紙を書く
③先週業務(特にクライアント)の検証と方針立案

(3)ルーティン
①私は毎朝、朝のお勤め
をします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(
般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は、大学と終戦の詔勅)
④私は毎朝、連携先について5分ずつ深く思考します
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します
⑥私は毎朝、前日の仕事を振り返り、まとめ、当日の仕事の方針を立てます
⑦私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします

【行動規範:八戒】
一、いつも最悪の事態を想定せよ
一、そして、今日一日の最良の行動をとれ
一、自分の事ばかりしゃべるな(ブログと士魂商才以外)
一、自分以外の人に強い興味を持て(ただし必要以上期待しない、過去の出来事にこだわらない)
一、自分の馬鹿さ加減を常に思い出せ
一、人から受けた恩は忘れるな
一、人へ施した恩はすぐに忘れろ
一、小さな仕事こそ丁寧にやれ

【読んだ本】
総 図解第二次世界大戦、総図解日本近現代史、月間致知二月号、名著で読む世界史 、黒田官兵衛の情報学、歴史小説の罠、別冊正論NHKよそんなに日本が憎いのか、日本文化本当は何がすごいのか、小さな修養論、WILL三月号、ひととき 二月号、ウエッジ二月号、正論三月号 、致知三月号、WILL四月号、中国共産党3年以内に崩壊する、正論四月号、ひととき四月号、日本の歴史本当は何がすごいのか、保守の心得、世界史の中の 日本本当は何がすごいのか、月間致知四月号、韓国人はどこから来たか、日本人ルーツの謎を解く、古代日本「謎」の時代を解き明かす、反日プロパガンダの近 現代史、歴史問題は解決できない 、知の武装、旧かなづかひで書く日本語、WILL五月号、ふるさとなる大和、私の國語教室、自衛隊最強兵器FILE、偉大なるしゅららぼん、消えたヤルタ 密約緊急電、とっぴんぱらりの風太郎、正論五月号、歴史通三月号、自衛隊ピア、ひととき五月号、ウエッジ五月号、歴史通五月号、致知、MAMORU、あの ね だいじょうぶだいじょうぶ 、VOICE五月号、PHP五月号、※ウェッジ五月号、ひととき五月号、WILL六月号、別冊正論EXTRA21、常識から疑え山川日本史下、一個人別冊 天皇と皇室、本当は恐ろしい日本国憲法(弐回目)、夢を実現する発想法、常識から疑え山川日本史上、空が青いから白を選んだのです、世界が憧れる天皇がい る日本、あのねだいじょうぶ大丈夫(弐回目)、単価100のツボ、増税と政局50年史、「靖國」のことを語ろう、嘘だらけの日米近現代史(弐回目)、総図 解第二次世界大戦、雪國、大地(上)、大地(中)、正論六月号、千羽鶴、大地(下)、十六歳の日記、帝国憲法の真実、国土と安全は経済(かね)で買える、 致知六月号、英国人記者が見た連合軍戦勝史観の虚妄、嘘だらけの日中近現代史、あなたの知らない日本経済のカラクリ※、MAMORU六月号、VOICE六 月号、PHP六月号、歴史街道六月号、走らなきゃもったいない!、日本の決意、サバイバル宗教論、昔も今もすごいぞ日本人2、嚢背負いの心、うきゆい、ア ベノミクスを阻む「七つの敵」、歴史通六月号、古事記完全講義、昔も今もすごいぞ日本人、怖くて読めない世界史、WILL七月号、ウェッジ六月号、ひとと き六月号、正論七月号、キリスト教暗黒の裏面史、キリスト教封印の世界史、月間致知七月號、VOICE七月号、歴史通七月号、田母神戰爭大學、WILL八月号、韓国人による恥韓論、中国をすてよ、金閣寺、正論八月号、VOICE八月号、PHP八月号、PHPスペシャル、致知八月号

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このページは、宝徳 健が2014年7月12日 04:23に書いたブログ記事です。

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