珈琲の思ひ出 參

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 郡山出張所で二年間を過ごし、千葉支店に転勤になりました。まあ、若氣のいたりの大噴出の時代でした。まず、營業担當は、南房総です。君津・富津・館山・鴨川あたりです。あの頃は、高速道路がなかつたので、立山まで行くと片道2時間半以上はかかつてゐました。夏など觀光シーズンになると7時間以上です。さういふときは、館山に車を置いて、電車で行きました。もうひとつの方法は、國道410號線を通るルートです。今はどうなつてゐるか知りませんが、當時(昭和六十年)は、とても國道とは呼べない獣道でした。猿が集団で道路を横切るのをみてびつくりしたのを覺へてゐます。觀光客などだれも通りません。

 さて、千葉時代のことはまた書くとして、名古屋へ行つてからの珈琲の思ひ出です。
 名古屋は、喫茶店、パチンコ屋、歯医者が異常に多い街です。

 喫茶店は、名古屋・岐阜の文化にまでなつてゐます。

 赴任して、お客様のところに行くと、まず云われるのが「寳德さん、珈琲飲みにいこう」です。一日に何倍も飲みます。そして、晝間に飲むと、必ず、小さいケーキやら豆やらの、お通し?がついてきます。

 モーニングなどはすごい。パン、おにぎりなどのモーニングが數種類メニューにあり、そして、なんとそれが珈琲と同じ値段なのです。つまり、モーニングのパンやらおにぎりやらをつけなくて珈琲だけ頼んでも同じ値段です。

 休日は、よく家族三人で喫茶店にモーニングを食べに行きました。A、B、Cの種類の違ふモーニングをひとつずつ賴んでも千円ぐらいです。

 

 こんなのは當たり前です



名古屋名物小倉トースト。

サンドイッチ



 採算が合ふのだらうかと心配になつてしまひます。


 おつと珈琲の話だつた。名古屋の珈琲話はまだまだあるから大丈夫です。

 この時期からまた珈琲を飲むやうになりました。寳德健 第二次珈琲ブームです。

【ウインナコーヒー】
 子供の頃、この名前を聞いたとき、コーヒーにウインナーが入つてゐるのだと眞檢に思つてゐました。子供のことはかういふことが多いですね。東名自動車道が出来た時など、道路が「透明」だと思ひましたし、名神自動車道などは「迷信???」なんて・・・。大阪府枚方市に住んでいたときなど「ここが、医科大學でここが歯科大學だよ」と母に敎へてもたつたとき「烏賊?」「鹿?」と思ひ「イカも鹿も勉強するんだ」とマジに思ひました。

 また話がそれた。ウインナコーヒーは大好物です。



ちなみにシナモンコーヒー


モカジャバ


カフェロワイヤル

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このページは、宝徳 健が2014年10月20日 02:18に書いたブログ記事です。

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