東風解凍(皇紀弐千六百七十五年二月五日)

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 昨日から、七十二候 一候 立春 初候 「東風解凍」です。「はるかぜこおりをとく」と讀みます。美しいですね~。

河の邊の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢(こせ)の春野は

 萬葉集の歌です。川のほとりに差異がつらつら椿はいくら観ても飽きないなあ。巨勢(こせ)の春野は。

 巨勢といふのは巨勢寺といふお寺を指します。古代、椿は、霊力の宿る神聖な樹でした。萬葉集には、大和の神の山、三輪山があります。人々がとても大切崇め、頂きに椿の花が咲きます。

 つらつら椿といつても今の私達には何のことかさっぱり。「つらつら椿」「つらつら椿」と繰り返し呼び掛けることによつて、椿の霊力は盛んになるんだとか・・・。へー、今度やつてみやう。

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このページは、宝徳 健が2015年2月 5日 16:58に書いたブログ記事です。

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