五十四兆円（皇紀弍千六百七十五年七月十七日）

　安倍政權發足後、多くの無知メディアと、無知經濟學者と、無知エコノミストが、アベノミクスを批判しました。消費税１０％の見送りもあつて、今、經濟は囘復しつつあります。８％への増税がなければ、もつと早くそして、もつと強い囘復だつたでせう。

　株價は２万円を越し、税収は５４兆円に近づきつつあります。

　だれも經濟の囘復を口にしなくなりました。メディアに騙される愚かな臣民達も、安倍政權の最大課題が經濟であることなど忘れてゐます。それでいて時々「景氣囘復の實感はない」などとのたまいます。それどころか、あの國賊　朝日新聞でさへ、「景氣囘復」を記事にします。アベノミクス批判を忘れて。

　あの愚かなる、國家破壊政黨　民主黨時代の税収は年間三十八兆円でした。それが安倍政權のいまは、五十四兆円にもならうとしてゐます。

　これはすごい數値です。リーマンショック前の２００７年を上回ります。

　國債發行額は、７兆円以上減少してゐます。

　なのに、安倍政権の支持が下がつてゐます。メディアに騙される愚かなる臣民が増えてゐるためです。

　「權限を（正しく）行使する」。これは政權運営者にとつて黨たり前のことなのに、それを行つてゐると、民主黨やメディアは批判します。民主黨などは、「權限を間違つて行使」していた政黨なのに。

　私は、今、よくぞ安倍晋三といふ人間が、我が國にいてくれたと思つてゐます。安倍首相がいなければ、我が國は・・・・、と考えると背筋が寒くなります。

　經濟、敎育、國家安全保障、農業、エネルギー政策・・・・・・。これほど多岐にわたる政策課題を、これほど短時間でやつた内閣はいままでありません。

　なぜ、それを正當に評價できないのだらうか？

　民主主義とは恐ろしい。衆愚が主權を持つからです。

　國民主權：衆愚が國家を轉覆させてよい權利。フランスがその例です。ロベスピエールを正當化できますか？？？

　基本的人權：人を殺してもよい權利です。

　平等：天につばする行為さへも認める考へです。

　敗戰後、我が國は、この三つを素晴らしいものとして扱ひ、そして、國家を破壊してきました。憲法改正のポイントは、九条ではありません。このくだらない、國民主權、基本的人權、平等主義です。

　本質論をしつかりと考えませう。臣民が學びませう。そしてメディアや左翼の耳に心地よい言葉に騙されず「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を見つめませう。

　今、我が國は、安倍晋三により蘇りつつあり、そして安倍晋三によりまともな國家にならうとしてゐます。その足を引っ張る國賊になるのはやめませう。