入院中でも懲りない男(皇紀弐千六百七十五年九月三日)

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 今日の午後から、一切連絡が取れなくなります。豫定では六日夕方に集中治療室から一般病棟に移ります。その後はまた連絡が取れます。

 自分への戒めのためこの闘病日誌を書きます。もう、こんなことはあってはならない。いろいろな方々に迷惑をかけてしまひます。次は、七日の朝ね。
1000 岐阜ハートセンター到着

1000 受付を済ませる。受付で限度額認定承認書を出す。これがあれば、退院時に高額医療費の部分が減らされて請求されるので樂。健保協會に返信用封筒を入れて送るとすぐに送り返して くれる。健保協會の對應は、とても親切。申請書はネットにてダウンロード。

1030 看護婦さんから説明を受ける。洗練されたハートセンターの對應のなかで、此の看護婦さんだけ、ちょっと面白い。とは言へない。入院時の必要書類をすべて忘れてきた(汗)。あちらこちら に仕事で移動しながら、入院準備をしていたら、どこにいったかわからなくなった(涙)。IKさん   の忠告「素直に從な患者」が最初からできてない。

1100 部屋に入って落ち着いてゐると、「エコー」「大腿部CT」の檢査があるとのこと。えっ?今日は午後からしか検査がないと聞いているんだけど。まあ、病院のやることだから仕方がない
か~。エコー検査の時、若い女性技師がピタッと體を密着させてくるので、ドキドキした。

1130 いきなり、カテーテル檢査だとか。えっ?明日つて聞いてゐたけど~。よほど私の體が心配なのかな~。病室で待ってゐると、檢査看護婦さんが呼びに來る。病棟看護婦、檢査看護婦、手 術看護婦、ICU看護婦がそれぞれ違ふことを初めて知る。この看護婦さんは、性格も良いしかわいい。會話も上手。檢査入院の時にもこの人だつた。局部麻酔で行ふ檢査や手術の時、患者が一番安心するのは、看護婦さんの笑顔だ。大切な医療行爲だ。


 前囘の入院前檢査のとき、左右の手足の血壓を測つた。左の血壓が低いとのこと。左の肩あたりの欠陥が動脈硬化を起こしてゐると、バイパス手術のオリエンテーション(方針)がかはるので、今囘のエコー檢査をするのだとか。前囘のカテーテル檢査の時は、右手首から管を注入したた、今囘は、結構奥まで管をさしていくので、右太ももから注入。これは痛い。でも、看護婦さんが、懸命に會話を仕掛けてくれるので氣がまぎらふ。それにしても、この先生、医療技術はすごいのだろうが、日本語の會話が下手。時々むっとくる。おっと、「素直で從順な患者・・・」っと。

1300 検査が終はつて、病室へ。ここの飯はうまい。病棟看護婦さんが挨拶に來てくれた。この子たちは若いのに、偉いなあ。説明も分かりやすい。足からカテーテルを入れたので、1730まで、足を固定されて身動きが取れない。1730以降1時間ぐらいごろごろして、1830から起き出していいのだとか。それまでのトイレは、看護婦さんが尿瓶で採ってくれるとのことだが、そんな恥ずかしい眞似はできない。

1730 足の固定を外しに来ない。1800に看護師の交代。男。がっかり。固定を外しに来ない事を云ふと、お詫びの上外してくれた。なんだかとってもうれしくて、すぐ動こうとしたら注意された。1830まで寢てゐてくださいとのこと。「素直で從順な患者・・・・」

1830 夕食。うまい。酒はもちろんなし。この生活が2週間續いたら、私の体は、再生するでせう。

 さあ、明日は手術。その後は、ICU。もう手術をした次の日から、リハビリをやるんだとか。なんでもやりまっせ~。まだまだ人生の夢がたくさんあるんだから。

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このページは、宝徳 健が2015年9月 3日 07:49に書いたブログ記事です。

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