大和言葉 廿弐(皇紀弐千六百七十五年十一月十七日 弐)

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 「一人で旅ができる男に」

「文を結べる(手紙が書ける)人間に」


「挨拶ができる人間に」


 子供の敎育はこの三つで十分です。あとは、親が子供の成長を邪魔しないこと。たいてい、親が子供の成長を妨げてゐます。

 まあそれはいいとして。

 手紙を書くといふ基本的なことができなくなつてゐます。なので、話し言葉もとても荒くなつてゐます。

 大和言葉は、手紙で使ふと、心がとても澄んできます。手紙、読書、算數。敎育の基本です。これを「讀み・書き・そろばん」と云ひます。

 手紙を書くとき、私は最後に「感謝合掌」と書きます。

 その前には、この大和言葉でも學習した「幾久しく」「お身体お厭いください」などを書きます。

 今日はもうひとつ素敵な言葉を。

「くれぐれも御身おいたわりください」

 高齢の方や病氣の人、軆體の弱い人に對して「お軆體ご自愛ください」では、少し弱いときに使ひます。

 手紙を受け取つていただく方への健康を願ふ氣持ちが傳はります。

 手紙こそ、言霊(ことだま)が幸合ふ最髙のものです。

文結び 縁を結びて 結い續き 結いが續きて 心幸合ふ

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このページは、宝徳 健が2015年11月17日 07:42に書いたブログ記事です。

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