入院中でも懲りない男 九(皇紀弐千六百七十五年九月十四日)

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 明日、退院です。昨夜、K医師が部屋に來てくださつて、いろいろな話をしました。恐らく退院後のことは今日、いろいろ教えていただけるのでせうが、さうではなくて、日本人としての在り方、ルーティン・期日目標の事・・・・・・つまり、生き方のことですね。お医者さんとかういふ話をするのは初めてです。

 次の記事で書きますが、このブログの契約変更(まだ引っ越し作業が終はつてゐないので、十分な速度にはないが)により、また前のやうにブログを書ける可能性が髙くなります。なので、日誌を復活します。ルーティンチェック・期日チェック、朝のおつとめ等にくはへ、病院からの今後の指示事項もルーティンにくはへたチェック表を作成しました。

 今囘の入院ではいろいろ考へました。さあ、立て直しですね。夢がたくさんある。そして、これだけ私のために私の軆を治そうとして多くの人に力を盡していただきました。それを裏切る譯にはいきません。

 では、九月十日の闘病日誌です。
九月十日(入院八日目、術後六日目)

朝からいつものメニューをこなす

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 SWさん來院。岐阜にプルシックと云ふ、抜群に(日本一と言つても過言ではない)うまいプリン・ロールケーキの店があります。いただきました。うれしい。でも、リハビリの時間が迫つてゐたので、十分にお話しすることが出來ませんでした。SWさんごめんなさい。退院したらゆつくりお時間ください。

1110
 リハビリ。次の日が、心肺機能が正常に囘復してゐるかをチェックする「負荷檢査」です。今日は、その準備リハビリ。自轉車(室内)に乘ります。最初二分。三分休んで、次は五分。だんだん、こぐときのウェイトが上がります。三分休んで最後にまた五分。たいしたことはありません。

 「きつかつたでせう?大丈夫ですか?」。この質問はダメです。醫療關係者に壓倒的に不足しているの腦力が「プレゼンテーション腦力」「カウンセリング腦力」「アスキング腦力」です。「仕事を見て人を観ない方」が多い。これについては、別記事「醫療關係者に物申す」で追々書きませう。「スキル」ではなく敢へて「腦力」と書いたところにご注目下さい。

 このリハビリの人の質問も同じです。結果を質問する側が類推して、相手に質問する、特に、弱い立場の人間にこれをやると、相手は「ハイ」と答へざるを得ず、正しい情報を得ることができません。この質問の仕方を特定質問と云ひます。へたをするとゲームが起きて、質問する側とされる側の關係が最惡となります。

1400
 SZさんとYSDさん來院。SZさんはほぼ毎日來てゐます(笑)。お見舞いではなく仕事の相談に
。社長、入院先が岐阜でよかつたね。とはいへ、私が資料作成などで十分な對應ができず、もうしわけない氣持ちで一杯です。

 まう、檢査はありません。リハビリも後は負荷檢査を受けるだけ。だんだんのんびりしてきました。

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このページは、宝徳 健が2015年9月14日 04:15に書いたブログ記事です。

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