一月の言葉 3(皇紀弐千六百七十六年一月二十三日 弐)

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 やつと冬らしくなりましたね。今朝などまさに寒暁(かんぎょう)です。今朝も、我が日本の美しい言の葉(ことのは)をみていきませう。そして、言霊を感じませう。觀じませう。
青木
眞つ白い雪や、凍つた空気の中に青木が生きてゐる。壱年中枝も葉もみずみずしい青さを保つた青木。今の頃には、眞つ赤な楕円形の實をつけます。

 冬を感じる白、青木の青と赤・・・・。これが冬の匂ひといふのでせうか?

「青々と艶のある葉と、葉陰からのぞく眞つ赤な實。青木が最も美しい季節になりました」なんて、手紙に書いてみたいですね。

日溜まり(ひだまり)
  支那の古典「春秋左氏傳(しゅんじゅうさしでん)」に「冬日(とうじつ)愛すべし」と云ふ言葉があります。このことから、「愛日」と云ふ言葉が出來まし た。冬は、太陽に位置が低いので、部屋の奥までに日が差し込んで、優しい「日溜まり」を作つてくれます。寒い冬の陽射しはありがたいので、先ほどの春秋の 言葉や「愛日」ができました。慈しむやうな暖かさで私たちを包んでくれる日溜まりを樂しみたいですね。冬の日溜まりに愛されてみませんか?

「寒い寒い冬ですが、昨日は日溜まりに包み込まれ、まるでお日様に愛されてゐるやうな氣分になりました」なんていいですね~。手紙に書いたら。言霊の幸ふ國 我が日本。

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このページは、宝徳 健が2016年1月23日 07:08に書いたブログ記事です。

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