FP講座:金融資産運用設計 信託財産留保額

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   これも今日の日経から。 
 投資信託という金融商品の解約時に信託財産留保額がかかります。この意味を説明してくれています。とてもわかりやすい記事です。
  信託財産留保額は、投資家が投資信託を途中で解約する際に、解約代金からファンドの信託財産を残しておかなくてはならないお金のことです。

 解約時に留保額を徴収するかどうかは投信によってまちまちです。国内投信の場合、残高の0.1%-0.3%程度と言うケースが多いようです。

 例えば「ノムラに本戦略ファンド」(野村アセットマネジメント)や「日本高配当株式ファンド」(三菱UFJ投信)は、残高の0.3%の遊歩額が 解約代金から差し引かれます。一方「ダイワ好配当日本株投信(季節点描)」(大和証券投資信託委託)や「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(フィデリ ティ投信)などは留保額を徴収しかねません。

 留保学派、解約に伴うファンドの資産売却に必要な株式売買委託手数料などの費用を、解約者に負担してもらうと言う趣旨から設けられました。いわば途中解約ペナルティです。

 留保額を設けると、解約時にその分受取額が目減りする手数料のかさむファンドになる反面、短期的な値上がり益狙いの解約が少ない運用の安定したファンドになる面もあります。

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このページは、宝徳 健が2006年3月12日 11:40に書いたブログ記事です。

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