民族自決の罠(皇紀弐千六百七十六年一月十一日)

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 しばらくブログが書けなくてすみませんでした。書かないうちに七草粥が終わつてしまひました。

 七草粥は正月行事として定着していますが、本來は一月七日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、五節句(一月七日:人日、三月三日:上巳(じょうし)、五月五日:端午、七月七日:七夕、九月九日:重陽)のひとつです。

人日とは文字通り "人の日"といふ意味で、支那の前漢の時代に、元日は鶏、二日は狗(犬)、三日は猪、四日は羊、五日は牛、六日は馬、七日は人の日としてそれぞれの占いをたて、八日に穀を占つて新年の運勢をみてゐたことに由來します。

 この風習が奈良時代に日本へ傳はると、年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習などと結びつき、「七草粥」に變化していきました。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロですね。
 今日は、鏡開きですね。関西では十五日のところが多いのですが。昔からの風習を大切にしたいものです。

 おつと、さうだ。今日は、のこり福に行かないと。

 さて、正月早々、世界情勢がきなくさいですね。サウジアラビアとイラン。ホルムズ海峡が危ない。安全保障法案を整備しておいてよかつた。あのとき、民主黨は、起こるかどうかわからないリスクをなぜ考へるといふ、信じられないやうなリスクマネジメントの見解を示しました。やはり我が國を潰さうとした政黨です。

 北朝鮮。たかだか大田区程度の経済力しか持たない國が核を保有するだけでこれです。我が國も核保有の「議論」ぐらいはすべきです。經濟大國日本の核保有議論は、それだけで十分抑止力になります。

 北朝鮮のあの若い指導者は、だめですね。金日正も金正日も誉められた人間ではありませんが、あのしたたかさは、一國のリーダーです。でも金正恩には、その才能はないようです。北朝鮮の生き残れる道は日米同盟に參加することです。

 支那經濟も危うい。今年中に崩壊しさうですね。

 かつて、ウッドロー・ウィルソンといふ狂人米國大統領がゐました(メディアはこの狂人を賛美する)。クリントン、ウィルソン、フランクリン・ルーズベルトは、米国三大狂人大統領です。

 ウィルソンは、「民族自決」をうたいました。どの民族でも自分で自分のことを決める權利があると云ふのです。メディアは今でもこの考へ方を支持してゐます。主權國家たる条件を満たせない民族が勝ってに動き出したら、世界は大變なことになります。今の世界情勢がさうです。

 新秩序が世界に求められてゐます。それをリードできるのは、我が日本しかありません。軍事力をしつかりと整へ、正確な外交を行い、大國としての道を歩む覺悟を、そろそろ臣民レベルでやりませんか?

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このページは、宝徳 健が2016年1月11日 07:49に書いたブログ記事です。

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