四書五經の言葉(皇紀弐千六百七十六年一月二十六日 弍)

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 四書五經の中でも、易經と詩經は、最も古いとされてゐます。でも、今日は、書經から紹介します。

臣は朕(わ)が股肱の耳目なり(しんは、わがここうのじもくなり)
 臣下といふのは、自分の股(もも)であり、肘(ひじ)であり、耳であり、目である。經營でいへば、会社の社員は社長の軆體の一部をなすといふことです。社員は頭數ではないですものね。

 ここから「股肱の臣」と云ふ言葉が生まれました。

 繰り返し述べますが、我が國の國體は「シラス」です。「ウシハク」とは、支配者を意味します。歐米や支那や朝鮮の支配形態です。「シラス」とは、統治です。相手の心を統べていくことです。ですから、天皇陛下は、私達臣民のことを「おほみたから」と呼び、ご本人自軆よりも、大切な寳物として大切にしてくださいました。

 この「シラス」を知ると、我が國がすべてわかりますし、「憲法と云ふ名の文章でしかない 邪敎 日本國憲法」は、我が國の憲法ではないことは明白です。

 大日本帝國憲法の第一条は、當初 「大日本帝國は萬世一系の天皇の治(し)らすところなり」でした
見事に國體を表現してゐます。

 それが、憲法らしくないといふことで「大日本帝國は、萬世一系の天皇がこれを統治す」となりました。

 國體をしつかりと把握した上で、様々な議論をしませう。世界で唯一歴史が連続した奇跡の國としての誇りを胸に。

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このページは、宝徳 健が2016年1月25日 09:19に書いたブログ記事です。

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