不思議(皇紀弐千六百七十六年五月十九日)

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 數をかぞえる單位を子供の頃、懸命に覺へましたね。
1............=一(いち)
10.........=十(じゅう)
10の2乗...=百(ひゃく)
10の3乗...=千(せん)
10の4乗...=万(まん)
10の8乗...=億(おく)
10の12乗=兆(ちょう)
10の16乗=京(けい)
10の20乗=垓(がい)
10の24乗=秭(じょorし)
10の28乗=穣(じょう)
10の32乗=溝(こう)
10の36乗=澗(かん)
10の40乗=正(せい)
10の44乗=載(さい)
10の48乗=極(ごく)
10の52乗=恒河沙(ごうがしゃ)
10の56乗=阿僧祇(あそうぎ)
10の60乗=那由多(なゆた)
10の64乗=不可思議(ふかしぎ)
10の68乗=無量大数(むりょうたいすう)



<下の単位>
10の-1乗...=分(ぶ)
10の-2乗...=厘(りん)
10の-3乗...=毛(もう)
10の-4乗...=糸(し)
10の-5乗...=忽(こつ)
10の-6乗...=微(び)
10の-7乗...=繊(せん)
10の-8乗...=沙(しゃ)
10の-9乗...=塵(じん)
10の-10乗=埃(あい)
10の-11乗=渺(びょう)
10の-12乗=漠(ばく)
10の-13乗=模糊(もこ)
10の-14乗=逡巡(しゅんじゅん)
10の-15乗=須臾(しゅゆ)
10の-16乗=瞬息(しゅんそく)
10の-17乗=弾指(だんし)
10の-18乗=刹那(せつな)
10の-19乗=六徳(りっとく)
10の-20乗=空虚(くうきょ)
10の-21乗=清浄(せいじょう)

  不思議は、この不可思議といふ十の六十四乗をあらはす單位を略した言葉です。

 この言葉が佛敎と共に我が國に傳はると、數へやうもないくらいたくさんといふことから「思いはかることもできず、言葉ではあらはせないこと、考えても知りえないこと」といつた意味となりました。

 それにしても、古代インドといふのは、どんな頭腦をしてゐたのでせうか。宇宙の眞理とは、すさまじいですね。

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このページは、宝徳 健が2016年5月19日 07:05に書いたブログ記事です。

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