青葉空(皇紀弐千六百七十六年五月三十一日 參)

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 はやくねて、今日のやうに早い時間から起きることが出來て、そして、本を讀んだり、ブログを書いたり、調べ物をまとめたり、手紙を書いたり、細かい仕事を整理したりしている時間が取れるときが一番幸せです。退院して本當に惱みました。體調はかなりといふかとても良い。でも、體力が戻らないのです。一氣に集中してやる仕事が出來ませんでした(ブログでは調子よささうに書いてゐながら)。醫者にいはせると「開胸首ずつをしたのだからそれは仕方がない。二十代でも體力が元に戻るまで一年はかかる」とのこと。

 今までの私は、三つ四つの仕事を一度にだーーーーつと深めていく力がありました。それができない自分にいらだちを覺へました。でも、そんな中、少しずつ新しい仕事のペースを構築できるやうになりはじめてゐます。安心は絶望の始まりなので、それで安心は出來ませんが、そのことにより、随分自分に餘裕が出來はじめました。よかつた。本當によかつた。健康以外必要なものはないのかもしれません。

 さて、この時期に使ふ言葉に「青葉空」があります。
 青葉が茂る頃の空を「青葉空」と云ひます。

 見上げれば青葉越しに見える空です。緑を通していつさう生き生きと見える空です。美しいですね~。青葉が太陽の光を一杯に浴びてキラキラしてゐます。我が國は、本當に美しい。

極寒と 猛暑に耐へた ものだけが 透き通るやうな 美しさ得る

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このページは、宝徳 健が2016年5月31日 02:11に書いたブログ記事です。

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