姫女苑(皇紀弐千六百七十六年六月四日)

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 いつの間にか夏ですね。衣替えの季節。よく、洋服を干すのを手傳つたっけ。

 姫女苑(ひめじょおん)といふ花をご存知ですか?

 よく見かけますよね。もともとは「柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)」と云つて明治の初めに觀賞用として持ち込まれた花ださうです。今や、野生化してそこいら中に咲いてゐます。
 では、春紫苑(はるじおん)は?



 どないに違ふねん。と云うやうになりますね(笑)。

 春紫苑の茎は空洞化してゐて、蕾はうつむきがちです。葉は茎を抱くやうにしてついてゐます。

 姫女苑の茎は詰まつてゐます。蕾は上向きです。お姫さまのはうが強よさうです。

 若い頃は、植物なんか見向きもひなかったのに、最近は、とても興味があります。道を歩いてゐて、「あっ、あれ〇〇だ」と知つてゐる花や樹木に出逢ふとうれしいものです。年を取ったのですね(笑)。

 春紫苑から姫女苑へ。季節の移り變はりです。私たち人間がいくらあくせくしても、自然はいつも同じ。偉大です。

 いつの世も いつの時代も 變はらなく 天にを和して 人は生き抜く

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このページは、宝徳 健が2016年6月 4日 02:38に書いたブログ記事です。

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