律儀(皇紀弐千六百七十六年六月四日 四)

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 普段、何氣なく使つてゐる言葉が、實は、佛敎用語だつたなんてのを紹介してゐます。

 今日は、「律儀(りちぎ)」です。佛敎用語では「りつぎ」となります。
 この言葉、昔はよく使つたんですがね~。今は、あまり使はなくなりました。げっ、律儀といふ大切な行ひが絶滅危惧種に??? 大變だ~。

 生活の中で禮儀や約束を固く守る實直なさまを表現することばとして、廣く用いられてゐます。

 佛敎では、佛法を學ぶ者が、軆の行ひや口にすることば、あるいは意識においてあやまちを犯さないやうに自軆を守ることを意味します。

 「殺さない、盗まない、男女の關係を誤らない、嘘をつかない、過った見方をしない」が五つの戒律ですが、う~、やつてますね~。躾とは、身がきれいになること。一生かかつてもやらないとね。律儀に生きる人間になります。

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このページは、宝徳 健が2016年6月 4日 05:14に書いたブログ記事です。

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