フランス革命と保守(皇紀弐千六百七十六年六月四日 五)

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 ベルサイユのばらは嘘漫画ですが、でも、フランス革命の流れを知るにはいいかもしれませんね。先ほど、讀んではいけないと申し上げた、司馬遼太郎、山崎豊子、白山三郎、吉村昭、半藤一利、阿川弘之なんかも、一度騙されてみるのもよいかも。歴史の流れは確かにわかりますし、ああ、こんな嘘の尽き方が出來るんだ~といふ感覺を知ることも勉強になるかも。

 さて、ヴァレン事件に入ります。ルイ十六世と國王一家の亡命未遂事件です。
 ルイ十六世は、亡命に は乘り氣ではありませんでした。革命派とはいへども、國民を信じてゐたのです。でも、王妃マリー・アントワネットは違ひました。革命派と對決したのです。

 戰ひを有利にするため、彼女は、極秘裡に、ミラボー伯爵に接近します。ミラボー伯爵は、立憲王政派の中では、最も王室寄りの隱健派代議員です。ミラボー伯爵は力を貸します。

 でも、時既に遅し、時期を失してゐました。ミラボー伯爵では、まうどうにもならないところまで來てゐたのでした。

 マリー・アントワネットは悟ります。これは亡命して援軍を求めるしかない、と。

 まりー・アントワネットは、亡命計画を練ります。 つづく

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このページは、宝徳 健が2016年6月 4日 05:23に書いたブログ記事です。

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