満足と幸せの違い 補足説明(皇紀弐千六百七十六年七月十六日 四)

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 先ほどの記事は言葉足らずでしたね。満足と幸せの違いを解説します。

 満足とは、先ほど申し上げたやうに、自分の欲望とか自分の日常が満たされればよい状態です。

 では、幸せとは。
 幸せとは、お互いに分け與へる状態です。武士道です。

 でも、自分の幸せを他の人に分け與へやうとすると、自分の幸せを削らなくてはならないのです。だから、ほとんどの人が、自分の幸せは自分だけで享受しやうとして、幸せではなく、満足に行かうとします。

 では、他の人を幸せにしやうとするとどうすればいいのか。

 それは、自分が成長することなのです。自分が成長したら、今までの自分より大きな幸せ部分が發正します。さうすると、その成長した幸せの部分を、お互いに分け合ふ(シェア)することができます。これが、我が國が世界で唯一、奇跡のやうな歴史の連続を果たせた考え方なのです。そして、その中心には、いつも皇室(天子様)がいらっしゃいました。

 武士道とは、まさに、自分の成長した部分を他人のために使ふといふ考え方なのです。

 戰爭がなぜ起きるか。戰爭がなぜ、起きないか。戰爭が起きないのは、邪教日本國憲法が九条を書いてあるからではありません。

 古事記を讀めばわかります。アフリカで誕生した人類が、太陽が昇る國はどこなんだらうと來てみたら、そこには爭ひもなく平和な國がありました。それが、我が國 日本だつたことが書かれてゐます。

 つまり、奪い合ふといふ、自己満足の世界ではなく、餘らせて分け合ふといふ「幸せ」の世界を唯一實現した國が日本だったのです。なぜ、それが出来たか。三大神勅です。つまり、世界で唯一の皇帝 天子樣がいたからです。

 満足と幸せの違ひがわかつていただけましたか? 私たちは、こんなにも素敵な國に生きてゐるのです。なにに、今の私たちが、この美しさを汚してゐる事實を早くしりませう。

 今上天皇陛下のおかげで、書く手に力が入ります。

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このページは、宝徳 健が2016年7月16日 00:52に書いたブログ記事です。

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