外交餘禄(皇紀弐千六百七十六年八月七日)

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 昨日、息子が歸つてきました。久しぶりに會ひます。IKさんにご紹介いただいた明石の魚棚(うおんたな)の林喜(はやき)で焼穴子を賈ひました。他の店で、蛸の煮つけといかなごの釘煮も賈ひました。いかん、いかん、魚棚にいると、つい賈ひすぎます。どれも絶品です。


 夕食で、穴子と蛸をつまみに息子と一杯やりました。やりながら、いろいろな話をしました。經濟・政治・外交・國體・軍事などなど。その時に息子が、「父さん、國會圖書館の外交餘禄は讀んだ?」と云ひました。
 石井菊次郎といふ、天才外交官がいました。あまり評價されていないのですが、素晴らしい外交官でした。彼の云ふことを聞いてゐれば、日英同盟は復活していたでせうし、大東亞戰爭はなかつたでせう。


 政爭で、愚かなる原敬に潰されてしまつたのです。政治は怖い。惡でも、力を持てば、その惡で愚かな政治家が國を惡いはうに導いてしまひます。ウッド・ロー・ウィルソン、フランクリン・ルーズベルト、ビル・クリントン、スターリン、レーニン、毛沢東・・・・・・。

 スケールは小さいですが、竹下登なんかもさうです。

 その石井菊次郎が殘した外交餘禄が國會圖書館に殘つてゐるのですが、なんと、國會圖書館デジタルコレクションで見られるのです。國會圖書館は、なつかしいなあ。東京に住んでゐるころ、よくいきました。

 こんなコレクションがあるなんて、ITを少し見直しました。

 この外交餘禄は、本で賈ふと、中古品で63,000圓もします。

 デジタルコレクションをプリントアウトしました。ああ、讀むのが樂しみです。なんとすばらしい。

 石井菊次郎と狂人ウッド・ロー・ウィルソンのやりとりなんかも書かれてゐます。

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このページは、宝徳 健が2016年8月 7日 08:29に書いたブログ記事です。

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