人の仕事をとらない(皇紀弐千六百七十六年八月三十一日 參)

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 子供に「勉強しなさい」と呪文のやうに云ふ親がゐます。100%子供は勉強嫌いになります。

 「勉強をする」のは、「子供の仕事」です。親が子供の仕事に口出すのはやめましょう。親の役目は、「勉強する環境」と「勉強をする習慣」を作ってあげることです。

 たくさん勉強するけど成績が振るわない子供がゐます。「こんなに一生懸命勉強してゐるのに」と。勉強をするのではなく、まず自分の勉強スタイルを身に着けるといふ、勉強習慣を創らないとだめです。

 企業でも同じです。
 「なぜ、あの仕事をやらないんだ」「あれはどうなつてゐる」「これをやれ、あれをやれ」と、仕事嫌いな社員を育成する素敵な上司がたくさんいます(笑)。

 會議をやると、その上司の講演會が始まってしまひます。

 仕事をするのは社員です。社員の仕事を上司がとつてはいけません。上司の仕事とは、部下が仕事をしやすくなる環境整備と仕事習慣を創ることです。部下は、ITの世界で云ふとアプリケーションソフトです。それを、上司もアプリケーションソフトになって、部下とぶつかりあってゐるケースが多々あります。上司はオペレーションソフトになって、部下がOSの範囲内で自由に滑らかに活動できるようにすることた大切です。もちろん、OS内での動き方やルールなどを習慣化する指導は必要ですが。

 上司には上司のもっと別の仕事があります。

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このページは、宝徳 健が2016年8月31日 01:28に書いたブログ記事です。

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