餘熱(余熱)(皇紀弐千六百七十六年八月二十二日 弐)

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 季節のきれいな日本語を時々紹介してゐます。

 今日は「餘熱」です。これは「ほとぼり」と讀みます。美しいふりがなですね。
 「ほ」は「炎」です。「とほり」は、「通り」です。熱氣や熱の事を云ひました。そのうち「熱」そのものより、どちらかと云ふと、「餘熱」をさすやうに變はつていきました。

 こんな暑い夏を過ごしてゐると、大地の熱のほとぼりがなかなか冷めないのを感じます。

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このページは、宝徳 健が2016年8月22日 01:45に書いたブログ記事です。

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