源氏物語 28(皇紀弐千六百七十六年九月二十七日

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 世界の大學ランキングがどうのかうのといふアホらしいニュースをテレビでやつてゐました。新聞にも記事が載つてゐました。不勉強メディアの面々がさも、得意さうに、我が國の大學は創造性が足りないとかなんとか・・・。

 今、ハーバードやMITに行つてどうするの? 支那人、朝鮮人だらけです。

 創造性がないなら、こんなにノーベル賞を取りますか? 世界の戦闘機は、我が國の素材がないと作ることができません。

 太古の昔から、女性が創つた小説がある國のどこが創造性がないのでせうか。

 つまり、歐米人や支那人は、我が國のことが理解できないのを通り越して、信じられないのです。人間社會では絶對にできないことを實現してしまつたからです。唯一神話の世界から歴史が連續した我が国を。だから正しく評價できません。
 髙校生のときの古文の時間は、お昼寝タイムでした。

 昼寝をしていたある時のこと、源氏物語の若紫のことを先生が話してゐました。「小さい子供を、自分の理想の女性に育てるために若紫を引き取つた」と。

 お昼寝終わり! 「へー、そんなうらやましいことば、できる男が昔はおつたつたいね」。

 このすぐあとです。谷崎純一郎の 痴人の愛を讀んだのは。 主人公も光源氏と同じことをしようとしたのですが、男が女に勝てるわけがありません。男が女に勝てるのは腕力だけです。結局主人公は若い女にめちゃくちゃにされてしまひました。

 源氏物語はいよいよ第五帖 若紫です。では、我が國史上最大のプレーボーイの光源氏は、谷崎純一郎のやうになつたのでせうか。

光「(こんなに美しい女の子がいるのか。今の歳でこんなにきれいなら、大きくなったら。。。いやいや、誰かに・・・)」

 光源氏の女性に對する基準は、間違いなく、桐壺と藤壺なんです。

 さうです。紫の上は、桐壺と藤壺に似てゐたのです。

 光源氏のほほに感動の涙が流れます。

 事情をただしてみれば、お經をあげてゐる、上品な尼君は、少女の祖母です。血筋は立派なのですが、少女の母はすでに亡くなつてゐます。尼君がひきとつて暮らしてゐたのです。

 そして驚愕の事實が。この少女の父は、兵部卿(覺へなくていいです)なのです!!!

 なんとなんと、藤壺の兄です。藤壺と少女は、叔母と姪の關係です。似ているはずです。

 この時、若紫は、十歳です。ロリコンや~。
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このページは、宝徳 健が2016年9月27日 12:53に書いたブログ記事です。

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