英國憲政史(皇紀弐千六百七十六年九月二十七日)

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 昨日、どのニュースだったかなあ・・・・。ある學校が「男の子は元気、女の子は優しさ」といふ校風を作つたところ、父兄だつたかどこだつたかから、訴へられたさうです。

 氣違ひが横行する時代になりました。ジェンダーフリーとはこれほど恐ろしいのです。男が女を守れなくなつてしまひます。すこし下品ですが、これでは立たない男が増えるのではないでせうか。そうなると結局、損をするのは女です。

 私は自分よりも弱い、女性や子供と歩くときは、その人を何があつても守るといふ氣持ちを強く持つてゐます。車道の左右は別にして、基本的に、女性の右側を歩きます。利き腕をフリーにしてその人たちを守るためです。家族ではなくても同じです。そうすると女性の利き腕は、男性の左側になります。さうです。女性は、利き腕で男性をコントロールするのです。これが男女區別。役割が違ふのです。
もちろん、能力がある人はどんどん世の中に出て行つてください。それと、役割は違ひます。

 男とは、女性や子供や年配の方など、自分よりも弱い存在を守ることしかその價値はありません。守るために鍛える。守るために働く。その守ることしかできない男を、愛と優しさと献軆で、もつと、その力を發揮させるのが女です。もちろん、例外はありますが。

 左翼が、この素晴らしい我が國を、どんどん退化させ、汚していきます。一見、耳に心地よい言葉は、すべて、世の中を退化させ、汚します。

 話は變はります。先日、息子に「帝國憲法義解 伊藤博文」「立憲非立憲 佐々木惣一」「外交随想 石井菊次郎(外交余禄は彼は讀破してゐるから割愛)」「憲政の本義 吉野作造」が手に入ったから讀むかと尋ねました。
 すると、なんと帝國憲法義解は讀んださうです。でも、もう一度讀みたいから帰省するときに持つてかえつてきてくれとのこと。外交随想は、ぜひ読みたい。吉野作造も・・・、と。

 そして、「英國憲政史 占部百太郎 岩波書店」を讀んだと。父さんも讀めと。

 これは昭和二年六月五日發行の本です。うちの親父が昭和二年七月一日生まれですから、それより少し古い(笑)。でも、これ面白いんですよね~。英國を知らずして世界の近現代史は理解できません。立憲主義とか憲政の常道とかのたまわつてゐる奴らは、英國の研究はしてゐません。すぐにわかります。薄っぺらいから。大學の憲法學の教授陣もさうです。彼らは勉強してゐないのではなく、内容はわかつてゐるがしたくないのです。自分たちの言つてゐることがすべて否定されてしまふので。



 今、ネットで賈ふと一萬圓では、おそらく賈へないでせう。

 しかしまあ、よくこんな本を知つてゐるものです。私があの年の頃は、漫画ばかり讀んでゐましたが(笑)。

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このページは、宝徳 健が2016年9月27日 12:28に書いたブログ記事です。

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