律の風(皇紀弐千六百七十六年十月三十一日)

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 すつかり寒くなりましたね。みまさん、體調に氣をつけませう。今年の冬は寒さうです。

 季節の素敵な日本語を時々紹介してゐます。今日は「律の風(りつのかぜ)」です。
 邦樂の音階は、大きく呂音階と律音階に分かれます。髙校の音楽の授業で習つたやうな。

 あまり詳しくないのですが、聞いてみると呂の調べよりも、律の調べはどこか哀愁を帯びてゐる感じです。

 なので、せつなさや寂しさを感じる秋の風を、律の風と云ひます。

 かつての日本人は、すごいですね。秋の風に音樂を感じていたなんて。我が國に生まれたことを誇りに思ひます。

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このページは、宝徳 健が2016年10月31日 05:51に書いたブログ記事です。

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