日本その日その日(皇紀弐千六百七十六年十一月四日)

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 昨夜は、徹夜したのに、ブログを書かなかつた。明日、たくさん書きますので、今日はこのひとつですみません。

 高校時代、「大森貝塚」を發見したのは、モースだと習ひました。覺へていらつしやいますか?

 そのモースが、「日本その日その日」といふ本を書いてゐます。
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 大森貝塚を發見した、するどい眼で、我が國を見つめ、そして、滞在した2年間に多くのスケッチとともに遺した見聞記です。菓子屋の看板、人力車、屋敷の屋根瓦、和装の装ひ、穏やかに暮らす人々・・・。

 その中で、我が國は、子供の天國だとも書いてゐます。こんなに子供が大切にされる國を観たことがないとも。歐米では、子供は、どちらかと云ふと、大人の所有物です。アメリカは、父親による娘の強姦がとても多いとか。童話の原作を讀んでも、殴るけるは當たり前です。

 まあ、今では、子供はうるさいから、幼稚園を創るなとか、声がうるさいから休日は何時からしか遊ぶなとか、ほざくあほな大人も増えてきましたが。

 英國女性、イザベラ・バードも、「この妖精のやうな國に、私たちの野蛮な文化を導入してもいいのか」と、自作の紀行で書いてゐます。農民が太ってゐることや、笑ってゐることにも驚いてゐます。ですよね。歐州では、農民は奴隷でしたから。

 私たちは、公地公民なので、みんな陛下の民です。だから所有物になることはありませんでした(ほとんど)。

 日本その日その日。是非お讀みください。1,000円ぐらいで賈へますよ。

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このページは、宝徳 健が2016年11月 4日 17:36に書いたブログ記事です。

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