徒然なるままに 本日の新聞より(皇紀弐千六百七十六年十一月十一日)

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 昨日のブログで核のことに言及したら、何人かの方から「本當にさう思ふか」との問い合わせが。お答へします。「核保有」とは言つてゐません。「核保有の議論を」です。技術大國の我が國は、いつでも核兵器を保有できる技術を有してゐます。だから、議論するだけで安全保障になります。議論もしてはいけないのなら、支那や北朝鮮になつてしまひます。それに、議論するだけで安全保障になる國など、我が國以外にありません。

 さういふ意味では、日印原子力協定はすさまじい威力を發揮しますね。
 まず、安全保障面。愚かな人たちから原子力反對の意見がなんの根拠もなしに出てゐます。國ないではやりにくいので、我が國の世界一かつ世界一安全な原子力技術を輸出することにより、國ないで維持できます。維持するだけで安全保障になります。みなさん、ご存知ですか?IAEAの査察を最も受けてゐる國を。北朝鮮?違ひます。我が國です。それほど、世界は我が國の核保有を恐れてゐるのです。なのに、その力を削ごうとするパワーがあまりにもありすぎます。高速増殖炉もんじゅにしても、批判ばかりしてゐますが、點檢の與算もつけないで、事故ばかり起こしてゐるといふ批判が横行してゐます。あれでは現場の人間がかはいさうです。最も、こんな重要なことを文部科學省でやらせてゐること自體が間違つてゐますが。

 次に外交面。遠交近攻外交です。安倍さんのことを「優秀な行政官でしかない」といふ批判をする人がたくさんゐます。まあ、國内での妥協が多すぎるのでさうなのかもしれませんが、外交に關しては、すごいですね。インド洋と太平洋を結んでしまひました。これは、アメリカ新大統領への大きなプレゼントでせう。それをこのタイミングで行う。批判する人に言いたい。やれるもんならやつてみろ。

 アメリカの第三艦隊と第七艦隊が完全に生きることになります。支那に對する強烈なプレッシャーです。

 どの新聞もトランプのことを・・・。なぜゲームテイカーの視點で書くのか。トランプはTPP反對とメディアが書きます。民進党の野田は、「TPPの決議は反對の立場の新大統領に失礼だ」とか。松下政経塾とはなんとレベルの低いところなのでせう。

 トランプに教へてあげればいい。「我が國は有史以來、分け合つて餘らせてきた世界でただ一つの國です。貿易とは、本來さうあるべきです」と。歐米は、奪い合つて足りなくして世界を不幸にしてきた國々なのだから。

 大國にはならなくても、ゲームメイカーになるぐらいの力は我が國には十分にあります。

 讀賣新聞の一面の「編集手帳」はいいですね~。皇后陛下の御歌と童話「手袋を買いに」を紹介してくれてゐます。この最後の問いかけにはドキッとします。今日の讀賣一面の「編集手帳」はぜひお讀みください。日經一面の春秋とレベルが違ひます。日經は、なぜこんな新聞に成り下がつたんだらう。私の學生時代は、ドキドキするやうな素晴らしい新聞だつたのに。

 なんやかんや云ひながら、新聞大好きおじさんの朝のコラムでした~。

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このページは、宝徳 健が2016年11月12日 06:32に書いたブログ記事です。

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