さすが博多っ子(皇紀弐千六百七十六年十一月二十日 參)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 昨日のネットニュースに出てゐました。私の郷里、博多。ちょっと自慢、自慢。
 陥没事故で支払われる賠償金について、辞退を申し出た経営者がいる。東日本大震災や熊本地震の被災地で支援活動に従事した経験から、「私たちの被害は小さかった。もっと他の必要なことに使ってほしい」と語った。
 はかた駅前通りに面する「タカラ薬局」には、事故が起きた8日、避難勧告が出た。9日には再開でき、休業は1日だけだったが、数十万円の損害が見込まれる。

 それでも岡村由紀子社長は市職員に「賠償金はいりません。市で他に役立つことがあれば、そのことに使ってほしい」と申し出た。

 岡村氏は東日本大震災や熊本地震の被災地で、薬剤師として支援活動をした。甚大な被害を目の当たりにした。

 だからこそ、今回の陥没事故で犠牲者が出なかったことに、心からほっとした。

 「一人の命も奪われなかったのは、現場のみなさんの素早い対応があったから。迅速な復旧にもありがたいと思っている」

 事故発生まで、現場では地下鉄七隈線の延伸工事が進んでいた。岡村氏は「夜間、仕事をする作業員をよく見かけた。これからも頑張って、工事を進めてほしい」とエールを送った。

 現場そばにある「九州総合診療クリニック」(岡田享子院長)も、賠償金の受け取りを辞退する。

 避難勧告が出た8日は休診を余儀なくされた。9日に再開したが、数日間は来院者が普段より少なかった。それでもクリニック側は「東日本大震災や熊本地震と比べて被害が小さかった。自分たちがもらうより、別のことで街に役立ててほしい」とした。(高瀬真由子)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6575

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2016年11月20日 09:31に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「フリードリッヒ二世(皇紀弐千六百七十六年十一月二十日 弐)」です。

次のブログ記事は「徒然舎(皇紀弐千六百七十六年十一月二十日 四)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。