藤原正彦先生の記事 1(皇紀弐千六百七十六年十二月二十八日)

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 ああ~、年末の片づけも、年始の準備も、年賀状も、全くできてゐません(涙)。でも、仕事のなんといふか・・・。昨年の手術後、頭も以前よりクリアになり、一年がたって、體力も戻つてきてゐたのですが、なにか自分の行動がスムーズではありませんでした。

 でも、この數か月、そのバランスが戻つてきてゐるやうな感じがします。IK社長のきついリクエスト、Nクライアントの本当にしんどいコンサル(笑)、Mクライアントの新しい試み等々、「こんなバランスの惡い状態でしんどいなあ」と思っていたのが、氣づいたらそのバランスがよくなつてきてゐます。やはり、人間は、常に強制リハビリが必要なのですね。自己評價で「自分はよくやつてゐる」なんてなんの價値ももちません。本來なら、常に、自己リハビリをやりつづけながら、きちんと「お~、ここまでやつてくれたか~」、といふ他者評價を得なければ、仕事をしてゐる意味がありません。自己評價=自己満足:プロセスのみを見ている「俺はよくやつてゐる」)、他者評價=結果評価(もちろんプロセスも大切だが、結果を出さなければ意味がない:「まだまだだ」)。でも、仕事は樂しいなあ。唯一自分を鍛えてくれます。なんでこんな樂しいことで過勞死なんかするんだらう?「残業」とか「勞働」なんていふいやらし~い言葉を使ふんだらう。

 さて、週刊誌は、新潮と文春を讀んでゐます。まず藝能人の名前がわからないので、ほとんどの記事が意味不明です。世の中に必死についていくために週刊誌を讀んでゐるやうなものです(笑)。そんな中で、新潮の高山正之先生の「変見自在」と藤原正彦先生の「管見妄語」が素晴らしい。このお二人の記事を讀むために、新潮を買つてゐるやうなものです。

 12月29日・1月5日 合併號 新年特大號の 藤原先生の記事も素晴らしかつた。何囘かにわけて紹介します。
 2016年の世界を振り返った時、最も大きな事件と言えば六月の英国EU離脱決定および十一月の米大統領選でのトランプ勝利であろう。世界に激震を与えた。番狂わせに大慌てとなったメディアや評論家は、本音を吐き始めた。と言っても各国のメディアから多様な視点が出されたわけではない。少なくとも先進各国ではほぼ一つの視点しか出せなかった。

 先進国のエスタブリッシュメント(支配階級)が共有する視点である。彼らを産み育て、彼らに最も好都合で、彼らがまき散らしてきた、グローバリズムの視点であった。

 英国国民投票でも、米大統領選でも、先進国メディアはこぞって残留派やヒラリー候補の有利を報じたどころか、米国トップ百の新聞のうち九十九紙が、中立をかなぐり捨てヒラリー支持を表明した。高学歴である理性のある人々は残留派でありヒラリー支持派、移民により職場を奪われそうな低学歴低所得労働者、差別主義者、大英帝国やかつてのアメリカの夢にすがる頑迷固陋な老人たち、が離脱派でありトランプ支持派と喧伝した。

 離脱決定やトランプ勝利の直後のメディアの狼狽ぶりは見事だった。「感情が理性に勝った」「ポピュリズム(大衆迎合主義)の怖さ」「国中に溢れる後悔」などと、両国の選択に失望し愚弄した。

つづく

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このページは、宝徳 健が2016年12月28日 06:43に書いたブログ記事です。

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