橘始黄(皇紀弐千六百七十六年十二月一日)

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 小濵等に出張に行っていたのですが、スマフォの通信容量がオーバーしてテザリングがうまく機能しなくなってしまいました。そのためブログが書けませんでした。すみません。

 師走ですね~。今日まで、七十二候 小雪 次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)です。明日から、小雪 末候 橘始黄です。「たちばなはじめてきばむ」と讀みます。橘の實が黄色くなつていく頃です。ここでいふ橘は柑橘のことで、古くから我が國に自生してゐました。常緑植物なので「永遠」を意味し不老不死の實といはれてゐます。
 京都御所に行くと、紫宸殿の前に、左近の櫻 右近の橘があります。

「左近の櫻右近の橘 写真」の画像検索結果


 左近・右近は左近衛府・右近衛府の略称です。 左近は紫宸殿の東方に,右近は西方に陣をしきますが、ちやうどその陣頭の辺に植えられているのでこの名があります。

 一國の統治者が、あんなに低い塀の中に住んでいた。海外では考へられませんね。今は、一年を通じて参觀できる京都御所。また行きたいな~。

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このページは、宝徳 健が2016年12月 1日 07:41に書いたブログ記事です。

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