よろしかつたですか(皇紀弐千六百七十六年十二月十五日 弐)

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 岐阜に馬喰一代といふおいしい飛騨牛を食べさせてくれるお店があります。ランチなど、1,500円から食べられます。これで1,500円でいいの?! と。

 接客も素晴らしいのですが、ひとつだけ。
 配膳のときに「〇〇で、よろしかつたですか?」・・・・・・・・・・・・・・・・。

 せつかくの料理も接客もだいなしになります。なぜ、過去形??????

 コンビニなどでも聞かれる言葉ですが、レベルの髙い店でこれをやられると興ざめです。

 最近やたら多い、「させていただきます」を多用する「させていただく症候群」。「あの~⤴」だから~⤴」と語尾を上げる話し方、「ら」抜き言葉・・・・・・・・・・・・。

 野田さんが首相の時、「爲替介入をさせていただきました」と云ひました。腰を抜かしさうになりました。「誰にさせてもらつたの?」「あなたが決斷したんでせう?」。完全に責任転嫁表現です。松下政經塾は、日本語を誤って教えたのだらうか?

 あ~、私たちの美しい日本語が壊れていく。「今は、それが普通なの」といふ人がたくさんゐます。

 異常なマジョリティを普通といふから社會がおかしくなります。

 社會でも、職場でも、言葉を整へると必ずよくなります。

 だつて、我が國は、言霊の幸(さきは)ふ國。美し言葉を使ひ合ふから、みんなが幸せになつた國でした。言葉を整へませう。 日本再生はそこからです。

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このページは、宝徳 健が2016年12月15日 06:42に書いたブログ記事です。

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