福岡高校テニス部日誌C(皇紀弐千六百七十七年二月二日)

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 このテニス部日誌は「S」が後輩の、「C」がキャプテンであつた私のものとして書きます。今日は、私の日誌です。昭和五十一年九月一日。

 今より、はるかに眞險に生きてゐた時代でした。どんなに練習で苦しくても、試合で負ける苦しさよりも良いと思つてゐました。だから、「試合で勝てるなら、もつと苦しい練習を、もつと苦しい練習を」と思つてゐました。

 かうやつて日誌も書いてゐました。貧乏部なので、OBに援助を求めるため必死にOBに手紙も書いてゐました。

 インターハイ予選最終日には、「もし、インターハイの出場權が取れなかつたら、明日は、どういふ日になるのだらうか? 俺は、もし敗けたら生きていられるのだらうか」と、強烈なプレッシャーに襲はれました。

 日誌CはSよりも事務的ですが、あの頃の自分を思ひだすために書きます。髙校の時の自分はこんなに字がきれいだつたかなあ(笑)。丁寧に書いてゐたんだなあ。
9月1日   始業式

練習予定 1:00~ 東公園 クレー2面、ボール1缶あける
 ストローク   6分  2回ずつ   全員
 ボレー     6分  1回ずつ
 サービス    70本×2

団体戦練習
 宝徳 中垣 尾上  2対1  7分2回  埜田 山口 尾上
 あいているコート 他の2年1年 

 埜田・山口       ペアボレー
 ランニング 東公園 大まわり2周
 明日の実力テストのために 早めに終了予定

ボール
  ニュー缶  9缶
  セット   11個
  くそボール27個

リーグ決定
予算
一年生部室掃除

A           B               C
宝徳          磯野                                  浅川
中垣         弥永              真城
山口         安河内A           岡村
埜田         安河内B          小田
尾上         藤              小山
前田         森              野又
松枝         元永             寺田

ダブルフォルト多し!!
もっといいプレイをしなければ

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このページは、宝徳 健が2017年2月 2日 07:23に書いたブログ記事です。

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