櫻始開(皇紀弐千六百七十七年三月二十六日)

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 昨日から七十二候 春分 次候 櫻始開です。

 「さくらはじめてひらく」と讀みます。

 梅 桃 木蓮 櫻 我が國は本當に美しいですね。

 私は、小學校に入学したときは、大阪府枚方市の殿山第一小学校でした。明治八年開校の學校です。校歌が素晴らしかった。今でも覺へてゐます。小學校三年生の一學期までしかいなかつたのに。

 ところが。

 この素晴らしい校歌が、殿山第一小學校のHPを見ても載つてゐません。

 我が國の良さを表現した校歌なので、左翼勢力が掲載を阻止してゐるのでせう。

 くやしいなあ。

渚の院の花ふぶき
古(いにしへ)人をしのびつつ
學びの道にいそしまん
我らが殿山第一校

月さやかなる
天の川
流れつきせぬ眞清水(ましみず)や
結ぶ心に光あれ
我らが殿山第一校

禁野薹上
氣はすみて
力はこもる
この腕(かひな)も
かくてこそ
我らが殿山第一校

 失礼な云ひ方ですが、たかだか小學校の校歌がこれほど、格調髙かつたのがかつての日本だつたのです。

 かふいふ格調が髙いものは、小學生でも、頭に自然と入つてきます。

 渚の院は、伊勢物語に出てきます。櫻の美しさが表現されてゐます。

 今はまだよくなりましたが、かつて、「我が國はいい國だ」「我が國は美しい」といふと、普通の人まで眉をひそめました。

 一年生の時に、授業を受けてゐたら、櫻の花びらが、それはそれは美しく、風に吹かれて散り始めました。生徒はみんな、「雪?」「雪?」と叫びました。

 担任の先生が、「あれは雪ではないのですよ。花吹雪と云ひます」と仰ったのを今でも覺へてゐます。
「花吹雪 写真」の画像検索結果


 五十年以上前のことをこんなに鮮明に覺へてゐるなんて。
教室の 外に櫻が 舞ひ落ちる 花吹雪だよと 導く恩師

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このページは、宝徳 健が2017年3月26日 05:52に書いたブログ記事です。

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