福岡髙校テニス部日誌 S(皇紀弐千六百七十七年五月七日)

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 今囘は次期キャプテン 森君。

 どんな組織でも、リーダーは方向性を決めて、そして、そのリスクと責任を取る必要があります。方向性とは1つしか選択できません。つまり、方向性を決めると云ふことは、他の選択肢を捨てるといふ、リーダーにとって、吐くやうな苦しさとなります。そのために、状況分析や情報収取が必要となります。つまり、インテリジェンスですね。

 私は、福高テニス部で、「インターハイに行く」といふ方向性を決めました。「インターハイに行きたい」ではありません。行くんです。 

 我が福高テニス部は、全國優勝したこともあるほどのテニスの名門です。そうそうたるOBがゐます。テニス部経営目的は、「傳統と誇りを取り戻す」です。だから目標が「インターハイに行く」です。

 これが私のリーダーシップの限界でした。「インターハイで優勝する」なら、もつと違ったマネジメントが出来てゐました。

 それよりも、リーダーとしての私が「インターハイに行く」と決めるとします。他の部員にとつてはどうでもいいことなんです。「女の子にもてたいからテニス部に入った」人間も、「まあ、なんとな格好よささうだからテニス部に入った」人間もゐます。彼らにとっては、「インターハイに行く」など迷惑な話です。

 それを、認めさせるのがリーダーです。マネジメントではありません。

 我が福岡高校は

至誠勵業
剛健成風
操守堅固

が経営目的です。驚くほど、生徒の自主性に任せます。先生は一切口を出しません(怒られる時以外は)。

 髙校のときに、その話を家に歸つて親父にしたら「大學のやうな髙校だなあ。よい學校に入ったな」と言ってくれました。福高百周年。誇りに思ひます。
11月12日    晴れ 森

ボール 藤!数えておけ(すみません。なくなっていないでしょう)

練習
ストローク 2年、1年
ダブルス 尾上and中垣6VS7埜田and山口(接戦ででした)
サーブ
トレーニング・・・ニュージャンプ、馬とぎ、おんび、うしろはしり

欠席者
1年 若いつばめ(女のもとにはしったのか) 浅ちん(トランプでしょう)
2年 松枝さん、前田さん(みなさん理由は知っているでしょう)

感想
寒~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!
(またこれで一行つぶした。つめた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!
(いいかげんにしよう)。 僕のように福高ジャージ(かの有名な)しか買えないものは、この厳しい世間の寒さにたえかねて一昨日はかぜをひいたのに、そう、それなのに、岡ブタくんは、ラコブタ(ラコステという説もある)のウォーミングアップを着て、あたたかそうだ。これがぼくたちプロレタリアートと和白地区のブタジョア(ブルジョアかな~?)の違いだろうか。さらにゆるせぬことは、粕屋3人組がウィンドブレーカー(粕谷では防寒服という)を着てくるそうだ。おかむら君のラコステと同じこと。どうせ似合いはしまい ハッハッハッ(笑い声もむなしくひびく)

 明日は、中垣さんが親分だそうだ。これの証明は背理法で行いたいが、だちんにゆずる。

 やさしくし~~~~~~~~て~~~~~~~~~だ~~~~~~だ~~~さ~~~~い

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このページは、宝徳 健が2017年5月 7日 11:12に書いたブログ記事です。

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