あの虫を捕つてこい(皇紀弐千六百七十七年五月二十四日 參)

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 これを書くと▲19です。

 急に暑くなつてきましたね。立夏を過ぎて、小満ですものね。夏になると思ひ出します。ガソリンスタンドには、當然電灯があります。夏になるとそこに虫が集まつてうつとおしくて仕方がありません。ある夏、親父さんと一緒に夜ある宇佐美のSSに行きました。
 すると「宝徳、あの虫とってこい」と言はれました。私は、きたないので、抵抗しましたが、とにかくとってこいといふのでとりにいきました。すると、中にカブトムシとクワガタムシが混じっており、それを店で売ることになりました。

 同じものを見るのでも、「汚い」と感じるのか「面白い」と感じるのかで、こんなに差がでるのです。

 これを専門用語で「有意注意」と言います。

「目的をもって真剣に意識や神経を対象に集中させること」   です。

 りんごが木から落ちるのは、太古の昔からたくさんの人が見てゐるのですが、りんごが落ちるのを見て萬有引力の法則を見出したのはニュートンだけです。

 ほんの些細なことの見方・気づき方が結果を大きく左右します。

 必要以上に結果の実績数値に囚われていたり、人やお客様をみずに結果をあせることは、經營者としてわかりますが、その方法では、決して經營が強くなつたためしがないという眞理を考え、有意注意に「ど眞劍になることが求められてゐます。
 私自身に言い聞かせています。

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このページは、宝徳 健が2017年5月24日 08:20に書いたブログ記事です。

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