牡丹華(皇紀弐千六百七十七年五月一日 五)

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 おつと、昨日から七十二候が變はつてゐました。七十二候 穀雨 末候 牡丹華です。「ぼたんはなさく」と讀みます。

 百花の王である牡丹が開花し始める頃です。美しく、存在感があり堂々としている牡丹です。

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人知れず 思ふ心は 深見草 花咲きてこそ 色にいでけり

  千載和歌集です。

 「人に知られてゐない、秘密にしているあの人を恋する心。牡丹の花も咲いてこそよいのに」

 思ふ心が深いと、深見草をかけてゐます。うまいな~。

 もし、今、私が若かつたら、和紙に筆で、和歌を書いて戀文を送ります。

 牡丹の落ち方のやうに一氣にふられたりして(笑)。

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このページは、宝徳 健が2017年5月 1日 02:48に書いたブログ記事です。

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