ワンタイム・パッド(皇紀弐千六百七十七年五月四日 九)

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 これを書いたらあと▲56です。

 息子が歸省してきてゐます。樂しいな~。 前々囘に息子が歸つてきたときに、私の大切な本コレクションが拉致されました。今囘「〇〇、歸つてくるときに、〇〇の本を持って歸つてきてな。」「わかつた」の會話。

 帰つてきたとたん「忘れた」・・・・・。

 本の名前はヴェノナ。

 かの大戰中のソ連の暗号は「ワンタイム・パッド」と呼ばれてゐました。つまり、一囘限りの使い捨てで、どの國も解読できませんでした。その解読にアメリカが挑戦した内容が書かれてゐます。結果的にアメリカが傍受できたソ連の通信数十万件のうち解読できたのは3,000弱です。それでも、すごい事實が。ホワイトハウスのソ連のスパイ。日本でも・・・。
ヴェノナ



 京都大学名誉教授の中西輝政先生が監修なさってゐます。

 絶版になつてゐます。中古市場で數年前に私が賈ひ求めたときは、15,000円ぐらいでした。

 今囘再度、中古市場で檢索したら、何んと83,000円でした。すご~~~。

 いずれ研究してブログに書きますね。国際政治のすさまじさ。國としてあたりまえのインテリジェンスがどういふものか。かういふことがはつきりとわかります。

 しかし、こうなると本ももはや投資対象物件ですね。なんともはや。

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このページは、宝徳 健が2017年5月 4日 13:31に書いたブログ記事です。

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