どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 再30(皇紀弐千六百七十七年七月十二日 參)

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 あいてしまってすみません(涙)。

 領内を巡視している陣代が蟇六(ひきろく)の家に宿泊し、浜路に目をつけたところまででした。
 浜路は腹立たしくなってそっと姿を消してしまいました。あとは、左母二郎(さもじろう)がおべんちゃらと軽薄を尽して座をもたせました。

 実は、左母二郎も蟇六の家に出入りするようになってから、浜路に目をつけていました。でも、浜路は左母二郎が声をかけても返事もしません。恋文を送っても読みもせずに破って捨ててしまいます。それどころか、左母二郎が来ると、自分の部屋に入って出てこなくなりました。

 でも、母の亀篠(かめざさ)は、素性がよいと自分で言っている左母二郎の言葉をまにうけて、信乃から左母二郎に乗り換えたほうがよいのではないかと思うようになりました。左母二郎は、口もうまいことから、蟇六も亀篠もすっかり気に入ってしまいました。

 さあ、左母二郎と、陣代の二人の、浜路争奪戦が始まります。浜路の運命やいかに。つづく。

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宝徳先生

 昨日は、連絡ありがとうございました。
ブログがまた楽しみです。でも、間が空くと忘れるんだよなぁ~。(笑)
 そういえば、源氏物語を今年の初めまでかかって読み終わりました。先生が書いているとおりの読み方をしてしまって、時間はかかる、人物はごちゃ混ぜになる、筋はわからなくなる・・・、とんでもない目に逢いました!でも、二人の作者がいるらしいことも知ることができたし、意外とあっさり終わったけど達成感はありましたね。また時間があるときに、挑戦します。(前半部分は、3回目になるけどね。)その前に、八犬伝にも挑戦しようかな。

orkさん、コメント感謝します。できるだけ書くようにしますので、また読んでくださいね。源氏物語すごい。八犬伝は、長いですよ(笑)。
もうすぐ北陸事務所が完成ます。本棚が整うので、ブログの書きもれが少なるなりますよ~。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2017年7月12日 08:20に書いたブログ記事です。

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