源氏物語 63(皇紀弐千六百七十七年七月十五日 四)

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 六条御息所は、斎宮になつた娘について伊勢へ行くことになりました。

光「ああ、残念、しかしまたいつかお会いできるだろう」

 なんと、この時の光源氏の豫感は、後に實現します。

 さて、桐壺院の健康が惡化してゐます。朱雀帝が見舞いに訪れました。
「源氏を頼りにしなさい。それだけの政治力がある人物です。私はずっと補佐を願ってきました。私の言葉をたがえないやうに」。

 確かに光源氏は、政治的手腕はたいしたものんだったと推察されます。でも、源氏物語には政治的なことはあまりかかれてゐません。

 光源氏と藤壺の子供 東宮 も見舞いに来ます。でも、まだ五歳。桐壺帝はとにかく源氏を頼つてゐました。

 そして、つひに桐壺帝がお隠れになつてしまひました。

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このページは、宝徳 健が2017年7月15日 07:56に書いたブログ記事です。

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