蒙霧升降(皇紀弐千六百七十七年八月十六日 弐)

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 七十二候を書いてゐませんでしたね。今は、二十四節氣(にじゅうしせっき)の立秋です。もう秋。陽から陰へ轉じるときです。

 そして、七十二候は、

八月七日~十一日が「涼風至 すずかぜいたる」
夏の暑い風から、秋の涼しい風に替ハりはじめる頃です。

八月十二日~十六日が「寒蟬鳴 ひぐらしなく」
夏の終はりを告げるかのやうに、ヒグラシが鳴いてゐる頃です。ヒグラシは日の出前や日没後によく鳴き、終はつてしまふ夏を惜しんでゐるかのように聞こへますね。

八月十七日~二十二日が「蒙霧升降 ふかききりまとふ」です。
森や水邊に白く深い霧がたちこめる頃です。朝夕のひんやりとした心地よい空氣の中、深い霧が幻想的な風景をつくりだします。
 物心ついてから霧を始めてみたのはいつだつたんだらう。

「霧 写真」の画像検索結果

 確か静岡縣駿東郡裾町(現裾野市)に住んでいたころです。

 大阪からの轉校でここに來ましたが、最初は、なんて田舎なんだらうと思ひました。でも、みんな賢くて、運動能力も抜群でした。自然といっぱい遊びました。樂しかつたなあ。二年間しかいなかったから、當時の同級生とはもう交流がありません。みんなどうしているんだらう?

 大阪と云へば、何歳か忘れましたが初めて阪急デパートに連れていつてもらつたときのことは覺へてゐます。なんと、當時は、デパートに行くときは一大事件(笑)。蝶ネクタイとハイソックスを履かされました(笑)。

 七十二候はいいですね。いろいろなことを思ひださせてくれます。日本人に生まれてよかつた。

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このページは、宝徳 健が2017年8月16日 08:00に書いたブログ記事です。

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