日本語の問題(皇紀弐千六百七十七年八月二十三日 弐

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 普段私は、間違った汚れた日本語を會話の中で聞いても指摘することはありません(よほど親しい人かかみさんだけ)。他のオピニオンもさうです。このブログでしか書きませんししゃべりません。なぜなら、そんなことをしていたら會話にならないからです。

 ただ、素敵な素敵な日本語を汚さないでほしいなあ。さて、數日前の日本語の問題の最終囘答えです。

☆目鼻が利く
 目端が利くでせう(笑)。気轉が利くといふ意味です。

☆いっせい一代
 一世一代とは、一生に一度だけあることです。役者が引退するときに仕事納めとして演じる晴れ舞臺などを云ひます。ただし「いっせいちだい」が正しい讀みかたです。

☆きらぼしのごとく
 綺羅星ですね。「綺羅」は美しい衣服のこと。「綺羅星」の「ごとく」ではなく、「綺羅」「星のごとく」です。だから讀みは「きらほしのごとく」です。
 五里霧中もさうですね。「五里霧」「中」です。「五里」「霧中」ではありません。
 
☆上意げたつ
 「じょういかたつ」です。

☆じゅっしにあまる(十指にあまる)
 「じっしにあまる」です。

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このページは、宝徳 健が2017年8月23日 07:55に書いたブログ記事です。

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