源氏物語 65(皇紀弐千六百七十七年八月七日 六)

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 桐壺院亡きあとの朧月夜の話からでしたね。帝は朱雀帝。その朱雀帝の寵愛を受けた朧月夜は、尚侍(ないしのかみ)になりました。尚侍とは、後宮の一つ尚侍司(ないしのつかさ)の長官で、帝のそばに仕へる立場です。
 なかなかなれるものではありません。

 光源氏は、この高貴な女性をまだ愛してゐます。右大臣の娘であり、政敵 弘徽殿大后の妹であり、帝の寵愛を受けてゐるこの娘を。

 この仲が世間に知れたら大變です。でも、光源氏はかういふ戀が大好きです。

 まあ、勝手にしてといふ感じです。

 さて、桐壺院がおかくれあそばしてから、勢力図がかなり變はりました。

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このページは、宝徳 健が2017年8月 7日 06:14に書いたブログ記事です。

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