本の紹介(皇紀弐千六百七十七年十月二十一日 六)

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 來ました、來ました。

イギリス憲政論(中公クラシックス)

 讀むのが樂しみ~。倉山満氏によると、以下の權威書を讀まない人間は、憲法を語るなです。
今の我が國の憲法學者も讀んでゐないさうです。ましてや、司法試験合格者も國家公務員も政治家も。これでは、憲法と憲法典の違いがわかるはずがありません。日本國憲法は憲法ではなく、憲法典です。憲法典から憲法改正の論議がスタートするから、条文主義になつてしまひ、枝葉末節でどうでもよいことばかりが話し合われます。おつと、權威書ですね。


●ウォルター・バジョット イギリス憲政論(1867年)
●ウィリアム・ブラックストン イギリス法釈義(1765年)
●ヘンリー・デ・プランクトン イングランドの法と慣習法について
●サー・エドワード・コーク イギリス法提要(1862年)
●アルバート・ベン・ダイシー 憲法序説(1885年)

 ダイシーの憲法序説が手に入らないんですよね~。何萬圓祓つても賈ひたい。

 弐冊目。
医心方の世界(新装版)

 医心方そのものは手に入りませんが、我が國に古代から傳はる醫學本です。最近、健康志向です。
ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)

 解説不要です。自分の生き方の甘さが・・・・・。

 
 さすが小川先生。そして、さすが(逆の意味で)朝日新聞。もう、朝日は我が國には不要です(と着くの昔にさうですが)。

 讀書の秋を樂しみませう。

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このページは、宝徳 健が2017年10月21日 11:10に書いたブログ記事です。

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