鶺鴒鳴(皇紀弐千六百七十七年九月十二日 參)

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 いろいろな資料を北陸に忘れてきたので、記事がたくさん書けないのfが殘念です。

 今日から七十二候 白露 次候 鶺鴒鳴です。「せきれいなく」と讀みます。

 鶺鴒が鳴きはじめる頃です。鶺鴒は水邊を好む鳥です。川の上流域に行くほど多く觀られます。町なかでは、あまり見かけられないかもしれませんが、民家の軒下などにも巣を作ります。

「鶺鴒 寫眞」の画像検索結果

 こんな鳥です。よく見かけますよね。

 鶺鴒と云へば伊達政宗ですね。あの話本當なのかなあ。
「伊達政宗 鶺鴒 花押」の画像検索結果

 蒲生氏郷が政宗の謀反を秀吉に訴へました。政宗が一揆の首謀者に手紙を出して、この政宗の花押が書いてあつたといふのです。

 政宗は秀吉に呼び出されます。そこで、政宗、一世一代の大芝居。

 秀吉に對して、それば本物なら、鶺鴒の目に穴があいてゐるはずだと。

 まつたく、戰國策なみの知恵ですね(笑)。この話が本當かどうかは知りませんが、痛快ではないですか。男の子はこのぐらいの知恵を持ちたいものです。いい子ばかり育ててもしかたがありません。生き抜く強い子を育てないと。

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このページは、宝徳 健が2017年9月12日 00:30に書いたブログ記事です。

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